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SPDの議員らはショルツのお祝いツイートに驚愕する - イタリアの極右政党

イタリアでは1946年に共和制へと移行したと同時に極右政党が出現した。極右政党FDIの新首相ジョージア・メローニが土曜日に就任宣誓を行った。

SPDの議員らはショルツのメローニへの祝福の態度に驚愕する

ショルツはメローニの首相就任を祝福した。ショルツはツイッターにて「EUNATO、G7にてイタリアと協働できることを楽しみにしています。」と発信した。この祝福ツイートはSPD内のショルツ一派をも驚愕させた。ミュンヘン州議員のセバスチャン・ローローロッフはこれに対し短いコメントを与えた。「WTF?!(What the fuck, d, Red)」。

Twitter で自分自身を「常に、どこでも、何よりもまずイタリア人」と表現するメローニ は、はっきりと右翼であることを表明している。彼女は、とりわけアフリカからの移民を拒否し、EU内におけるファシズム国家としての強いイタリアを望む。また、犯罪への取り締まりを強化し、新たに刑務所を増やす意向である。彼女のモットーは、”神、祖国、家族”である。

メローニは15歳でファシズム政党に入党していた

メローニには2016年から一人娘がいるが、その父親とは結婚はしていない。彼女は、子供を養子に取る同性婚の親権に反対している。そもそもとして、同性愛者やその他マイノリティーへの差別に関しては、ある程度これを許容している。それから、中絶にも反対しているが、これは自伝の中でも書かれているが、彼女自身が母親に中絶されそうになった経験に起因しているのだろう。

メローニは早くから政界に進出した。およそ30年前、当時15歳のメローニはローマにてある一つの扉を叩いた。彼女は政治の世界に飛び込むことを決意していた。そこで彼女が立ち上げたのが、ファシズム政党の一つである„Movimento Sociale Italiano“ (MSI)である。ムッソリーニも絶賛するこの女性は、今イタリアの首相に上り詰めた。

 

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