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寒さが臨界点を迎えた時、ガス貯蔵庫は一瞬で空となる

連邦ネットワーク庁は、ガス貯蔵庫の増設を訴える。ガス節約による生活の疲弊を危惧する。「寒さが臨界点を迎えた時、ガス貯蔵庫は一瞬で空となる」、と当局責任者クラウス・ミュラーは警告する。

かかるガス不足に備えて、連邦ネットワーク庁はガス貯蔵量のさらなる増量を訴える。金曜日の”Spiegel”へのインタビューにてクラウス・ミュラーは、西欧は70年代以降戦略的なガスの備蓄体制を築いてきた、と答えた。「似たように、我々は今日ガスの備蓄体制を強化する必要があります。」。このような備蓄庫の建設には3〜4年を要する。2025年から使用するためには、今日始めなければならない。「貯蔵庫を近代化し、適宜補完しなければなりません。それは地域ごとに各州知事が主導して行う必要もあります。」、とミュラー氏は述べた。

ミュラー氏はガス節約による生活への影響を忠告する

当局代表は消費者と企業に対しガスの節約を要請する。ドイツではコロナウイルス第一波の後、人々の生活に大きな影響をもたらした。「同じことにならなけらばいいんですが。」、とミュラー氏は危惧する。寒波の中、ガス消費量が劇的に上昇するのには、わずかな日数を要したのみである。「寒さが臨界点を迎えた時、ガス貯蔵庫は一瞬で空となる」。

 

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