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ショルツはウクライナへの更なる支援を約束し、プーチンへの明確な声明を出す

Focus誌のインタビューでショルツは首相としての初年度を振り返った。様々なことが起こった年だった。「首相としての決断力が試されてきました。」。

彼は歴史の転換点でもあるロシアのウクライナ侵攻に関して言及し、「これまで数十年続いていた時代を根底から変えてしまったことは明らかです。」。

この直近12ヶ月はショルツ個人にとって非常に中身の濃いものであった。「判断一つの誤り、タイミングのずれで最悪な結果をもたらすという危険性が常にありました。」、と語った。

ショルツの外交展望とは

ロシアは軍事力を持って領土の拡大を目論む。戦争と帝国主義への回帰である、とショルツは述べる。戦争がどれくらい長引くかに関しては見通しがない。「戦争の悲惨さと残酷さを考えたらそう単純なことではありません。」。いずれにせよロシアはこの戦争の着地点を見つけなければなくなるのは確かである。

必要な限りウクライナへの支援を続けることをショルツは約束する。ロシアの大統領が戦争犯罪者であるかどうかについて、ショルツは答えた。「ウクライナ戦争は国際法を全否定するものであり、この戦争責任は全てプーチンにあります。」。ウクライナからの難民流入によって欧州を崩壊させていく、というロシアの願望は誤りであるとした。「ロシアが自らの失敗からどのように動くのかは不透明です。」、と首相は続けた。

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