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18人の売国奴リストが発見される - 国会議事堂を占拠?

国家当局による一斉検挙の直前、ライヒスビュアガーによる18人の売国奴リストが見つかっていたことが明らかになった。そこには、アンネラ・ベアボック、フリードリッヒ・メアツ、ザスキア・エスケンといった名前が並んでいた。

この極右主義者らはこのリストを元に国家転覆計画を進めていた。タス通信筋によると18人の名前が記載された一つのリストが発見されたとのことである。ここに記載されているのは政治家やジャーナリスト名前であるが、現役の7人の連邦議員も含まれている。アンネラ・ベアボック(緑の党)、SPD議長ザスキア・エスケン、SPD書記長ケビン・キューナートそしてCDUアーミン・ラシェットといったそうそうたるメンバーである。

ライヒスビュアガーによる18人の売国奴リストが発見される

SPD議長ザスキア・エスケンはタス通信に対し答えた。「これは極め恐ろしいことです。陰謀論に踊らされているだけではありません。具体的な計画が今まさに実行に移されようとしていました。」。CDU議長フリードリッヒ・メアツらの名前もあったが、これについて何も言及していない模様である。

連邦検察当局によると、小規模武装集団を率いて国会議事堂へ突入し、当庁している議員を全員1人残らず拘束するといった計画であったとのこと。連邦議会警察によると、当局に内通者はいなかった模様。

売国奴リストはすでに発見されていた

捜査当局によると、この売国奴リストは今回の一斉検挙ではなく、事前捜査の段階で発見されていたものであるとのこと。議会の連邦刑事警察局によるリスク評価では、現時点での危険はないとのことである。

国家犯罪捜査局は、タス通信を除きリスト上のジャーナリストの公表はまだ行なっていない。だがタス通信筋では少なくとも3人のテレビ関係者が含まれているとのこと。

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