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”最後の世代”が人員を買収する手法とは - 増加する環境活動家たち

路上に張り付き、空港を占拠し、芸術作品を汚す。今やこの環境抗議団体”最後の世代”はドイツで広く知られることとなった。”日曜日の世界”の報告によると特に若年労働者層に対し宣伝を行なっている。

大量の食料廃棄に対する抗議として始まったこの取り組みが今や最後の世代の活動家を動かす原動力となっている。路上、博物館、政治施設での抗議活動を通じて気候変動の危機および対策を訴える。誰でも参加できるが、そもそも参加する余裕があるのか、といった問題は解決済みである。彼らは基本給520ユーロで雇われているからだ。

”最後の世代”は若者を募る:

これら軍資金の出所はベルリン内のある会”ヴァンデルヴュントニス”である。”日曜日の世界”によると、彼らは最後の世代の教育機関なるものとして30人の有給スタッフを雇用している。この給料のため既存の活動家らが徴収されることはない。

これら支援金は米国、とりわけ”気候変動緊急基金”なる団体からのものである。石油王アイリーン・ゲティも多く寄付している。最後の世代の活動費は多大な寄付によるものであるということが報告されている。

ベルリンの内務議員は衝撃を受ける:「目的のためなら犯罪も厭わない者ら」

環境活動家らがその過激な抗議運動と引き換えに多額の寄付金を受け取っている事実に対し、ベルリン内務院議員アイリス・シュプランガー(SPD)はこれに強く抗議する。「金を受け取り犯罪行為を行う、いわばギャングと変わりありません。」。裁判所から下された罰金もすでに寄付金により精算済みである。

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