連邦財務大臣クリスティアン・リンドナー(FDP)による人員整理が行われた。財務省内4部門の長らが対象となった。
税部門、税関部門、そして中央部門の長らが役職を辞することとなった。そして月末に契機満了を迎える情報技術部門の長の在籍延長は行われない。
リンドナーによる人員整理
詳細な人員配置に関しては文書では明らかになっていない。後継者の関しては決定済みであるとのこと。前経済省副大臣のオリバー・ラムプレヒトを中央部門長に添えることとなった。彼の同僚で前税務官のニーリス・バイスを税部門長に添える。税関部門長には、ボンの税関総局副長官だったアーミン・ロルフィンクを当てる。
「これら人員配置転換は、財務省の立場をより一層強固なものとし、長期的な戦略を見据えたものでもあります。」、リンドナーは述べた。
背景にあるのは税務、関税部門の破綻と柔軟性皆無の構造
この大規模人員整理の背景には、税関部門での膨大な資金浄化への対策が追いつかないこと、税務署での相次ぐ年末調整での失策などがあった。