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連立与党内からの批判に動じないショルツ:歴史的決断の背景には

大きな決断を行ったショルツは次に連立与党内の統制に動く。「今日という日は、各々が近い未来自らの発言について考える機会を与えることになるでしょう。」、とショルツは水曜日ZDFに述べた。

ここ数日間に渡りマリエ・アグネス(FDP)、シュトラック・ツィマーマン(FDP)、そしてアントン・ホフライター(緑の党)は決断できないショルツを痛烈に批判していた。連邦議会防衛委員会の委員長でもあるツィマーマンは彼の会話能力の崩壊ぶりを揶揄していた。SPD会派長ロルフ・ミュッツェニヒはツィマーマンをまるで喘いでいるようだと皮肉を込めて反撃した。「ツィマーマンとその愉快な仲間たちはなんとしてでも我々を”独ソ戦”へと導こうとしました。」。

常に冷静だったショルツ

ショルツはミュッツェニヒの発言に言及する。「彼は非常に賢く、冷静に状況を捉えていた。」、とショルツは評価する。外交は決して一時の感情に流されてはいけない、とショルツは強調した。

戦車論争に関して連邦議会内で意見の相違はない、とショルツは強調した。「この議題において我々政府は完全に皆同じ方向を向いています。これは財務大臣クリスティアン・リンドナー(FDP)、経済大臣ロバート・ハベック(緑の党)に関してももちろん同じです。」。

 

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