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同性愛者の献血禁止を撤回する連邦議会

同性愛者男性の献血禁止は差別である?連立政権から挙がったこのような声に屈するかたちで連邦議会は木曜日献血法を変更した。ここでは性的嗜好により献血の対象から除外されてはならないと明記されている。

これまでに連邦医師協会は、同性愛男性が同性との性的接触後4ヶ月間その献血が延期される処置を推奨していた。これはHIVの感染を防ぐためである。

献血を許可される同性愛者:「科学的根拠はありません」

連立政権傘下の諸政党はすでにこの同性愛男性の献血禁止の停止に同意していた。「科学的根拠がありません。」、とSPD議員ハイケ・エンゲルハートは強調した。「2023年にもなっていまだにこのような偏見、差別的行為と戦わなければならないなんて信じられません。」。献血希望者の個々の性行為により延期されることは依然可能となっている。

この法改正によりこれまでの献血者の年齢上限が撤廃される。

 

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