ウクライナへ戦闘機を供与するスロバキア:一方でドイツ連邦はこれには消極的
ポーランドに続きスロバキアがMIG29戦闘機をウクライナへ供与する意向を示した。「我々はウクライナへMIG29戦闘機を供与します。」、とスロバキア大統領エドゥワード・ヘーガーは金曜日記者に対し述べた。これにはポーランド、ウクライナと共に合意済みである。クレムリン側はこれら戦闘機群が世界を破滅に追い込むと非難した。
スロバキア軍の将軍は13機の内3機を予備として保管しておくと発表した。またヘーガー大統領によると、スロバキアはさらに防空システムの供与も行う予定であるとのことである。これら輸送には数週間を要するとスロバキア防衛大臣ヤロスラフ・ナードは発表した。
クレムリンはNATO諸国のウクライナ戦争への過度な介入を批判する。「繰り返し何度も言っているように、これら武器類の投入が我々の特別軍事作戦に影響を与えることはない。」、と報道官ペスコフは言い放つ。「西側が行う軍事支援は世界を破滅に導くだけである。」。
ドイツ連邦政府はこれら発表に対し慎重な姿勢を見せる。ドイツ連邦政府付け報道官シュテファン・ヘーベシュトライトは武器供与の姿勢を強調する。ドイツ連邦政府は常に国際情勢に追随してきた。一方でドイツ連邦は方針を他国に左右されることも望んでいないという。