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連立政権内にて環境問題をめぐり抗争勃発か?

緑の党が現連立政権に不満を感じていることを明かす。経済大臣ロバート・ハベックは連立政権内の多政党に対し、環境問題に関する意識の低さを指摘しこれを非難する。「連立政権において1党のみに責任がのしかかることはあり得ませんし、政策遂行を阻止することもあってはなりません。」、とハベックは語る。

ハベック:「他党が我々の前進を阻止しようとします」

この副首相は連立政権内で巻き起こっている論争点について特にFDPに矛先を向ける。予定されている熱源の生成における脱石油、ガス計画に関してである。このエネルギー論争において彼は連立政権内で他党と真っ向から対立している。

選挙での支持率を確保するために気候変動対策を止めることは愚かであると、ハベックはこれに警告を与える。:「選挙においては新しく何かを動かそうとする政治家は警戒され往々にして支持を得られないことがあります。リスクが高いですから。ですが我々は信念を貫きます。」。そしてハベックは火曜日にEU全体での目標となっている脱燃焼エンジンがその可否をめぐり論争となっていることも批判した。「ドイツはこれによる損害を被っています。」。この論争は終結を迎えられるのだろうか。

 

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