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リンドナー(FDP)を悩ますジューダー(CDU):気候変動対策を巡る抗争

長きに及ぶ連立政権内闘争にもかかわらず財務大臣クリスティアン・リンドナー(FDP)はロバート・ハベック(緑の党)への不満を漏らす様子が見られない。リンドナーを最も悩ますのは他の長、バイエルン州知事マークス・ジューダーである。

”日曜誌”への取材でリンドナーは全くもってハベックに不満はないと明かした。:「彼は単なる同僚です。私を最も悩ませるのは、内燃エンジン搭載自動車の禁止に賛成するマークス・ジューダーです。しかしながら唐突に覆りましたがこれ以上は何も知りたくありません。私には土台強い忍耐力があります。」。

迅速な高速道路の拡張に関してはハベックとリンドナーは概ね同意している。「各州を巻き込もうという案は私の提案です。」、とリンドナーは語る。「今1000kmに及ぶ高速道路の建設が急速に進められています。ただしこれは必要とされている場合にのみ達成されるでしょう。」。なお連立政権の各党首らは今週30時間以上に渡り気候変動対策について交渉、話し合いを行なっていた。

 

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