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ベアボック率いるドイツ外務省が4つのロシア領事館を閉鎖!?

全5つのうち4つの在独ロシア領事館が閉鎖されることになる。アナレーナ・ベアボック率いるドイツ連邦外務省が水曜日に発表した。連邦政府が領事館の在留許可を取り消す形となった。

外交的報復措置:ロシアでのドイツ当局者の追放に対抗する形で、ドイツ国内4つのロシア領事館を閉鎖することとなった。年末からはベルリンのロシア大使館ドイツ国内ロシア領事館全5つのうち1つのみが継続されることとなる。なお領事館が位置するのはボン、フランクフルト、ハンブルクライプツィヒミュンヒェンである。

識者:「状況はさらに悪化するでしょう」

ロシア側が350人のドイツ当局者を追放したことが結果的に事態をさらに悪化させた。「この対応がこのようなドイツ側の強力な報復措置を招きました。」。またドイツ政府はカリーニングラード、エカテリンブルグ、ノボシビルスクに位置する領事館、その他ドイツ人学校やゲーテインスティトゥートの撤退を決定した。在モスクワ大使館、在サンクトペテルブルク領事館のみが残留することとなる。

「今回の追放措置は双方の人員均衡を調整するために必要なものです。これに伴い我々はドイツ国内全5つのうち4つのロシア領事館を閉鎖することを決定しました。これは本日ロシア外務省へ通告され、遅くとも2023年12月31日までにはここで挙がった全ての施設が閉鎖されることを要求します。」。

 

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