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ザクセン州知事が難民受入数の上限設定を要求?:

CDU所属のザクセン州知事ミヒャエル・クレッツマーが難民の削減を求めていると公言した。難民の受入数の上限設定が必要であると主張する。全ての国境で200,000人を上限とすべきとした。

ザクセン州知事ミヒャエル・クレッツマーは、年ごとに難民の受入数の上限を設定すべきであると訴える。「我々は2015年には全ての国境にて200,000人を上限に設定しましたが、これは対応できるギリギリの数です。」。昨年はおよそ244,000人がドイツにて難民申請を行った。今年は4月の時点で申請者数が110,000人に達している。「可能な限り受け入れ数を抑える必要があります。」。このままでは400,000人から500,000人に達する可能性がある。「必要ならば法改正も行います。」。

クレッツマーは難民の削減を提言する

クレッツマーは直近の取材で難民受け入れの削減を提唱していた。と同時に難民対策委員会の設置を提案した。

FDP会派政務官シュテファン・トーマエは、非現実的であるとこの提案を批判した。「年末に申請書を提出する人は、例えそれが正当なものであったとしても個別審査を受けることができなくなります。」。

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