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極右政党AfDの進撃が止まる⁉︎:最新世論調査

最新世論調査によりAfDへの支持率が19%まで下降したことが明らかになった。この数字は1月から実に4%低下するものとなった。

・CDU同盟への支持率は31%で依然第一党の座に君臨する。

緑の党は変わらず13%を維持する。

・ザーラ・ヴァーゲンクネヒト同盟は1%増やし支持率8%とした。

・FDPは先週同様4%を維持する。

30,000人がミュンヘンにて右翼へのデモを開催する?

警察当局筋によると、金曜日ミュンヘンにて民主主義を主張するためのなおかつ右翼への抗議デモが30,000人規模で開催されたとのことである。「反ナチス」の標榜のもとでミュンヘン内から多くの団体、協会そして30人の市長らが集結した。

 

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新たな巨大連立政権が誕生する!?:日曜世論傾向調査

CDU同盟の支持者の過半数が黒緑(CDU同盟、緑の党)連合を拒否するも、その選択の余地は残されているようである。

もし次の日曜日に国政選挙が開催された場合、CDU同盟は社民党または緑の党いずれと手を組んだ場合でも過半数を獲得することが見込まれる。INSA世論調査機関が毎週日曜日に開催する日曜世論傾向調査によると、CDU同盟は先週同様30%の支持率を得ることとなった。CDU同盟との協力の可能性を排除したAfDは20%(+-0%)、ザーラ・ヴァーゲンクネヒト同盟は7%であった。社民党は変わらず15%、緑の党も変わらず13%となった。このような状況にもかかわらずCDU同盟と緑の党または社民党との二大同盟がいずれも強力であるという事実は、他政党の弱体化によるものである。FDPは4%(+-0%)、左翼党は 3%(-1%)そして自由の有権者は3%(+-0%)であった。

巨大連立

実現可能な連立政権の構成政党の内訳に関しては、はっきりと好みが分かれることとなった。36%はCDU同盟とSPDの連立を望む。続いて2番目:CDU同盟・SPD・FDPを望むのは26%となった。黒緑(CDU同盟・緑の党)は僅かに21%、ジャマイカ(CDU同盟・緑の党・FDP)は14%、信号機連立(SPD緑の党・FDP)は15%そしてケニア連立(CDU同盟・SPD緑の党)は19%であった。

CDU同盟の支持者に限定するとはっきりとした結果が現れた。支持者の54%が黒緑連合(CDU同盟・緑の党)に反対し、賛成するのは僅か34%であった。対して巨大連立(CDU同盟・SPD)には60%が賛成することとなった。

 

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ザーラ・ヴァーゲンクネヒト同盟への支持率が7%に、一方で下降が止まらないSPD:日曜世論傾向調査

Insa世論傾向調査にて、またしてもSPDが支持率過去最低記録を更新することとなった。最大の勝者はザーラ・ヴァーゲンクネヒト同盟(略称BSW)となった

BSWが7%に躍進する。首相属する政党はまたもや敗北

CDU 同盟:30%(先週比 +-0)

AfD:22%(先週比 +-0)

緑の党:13%(先週比 -2%)

BSW:7%(今回初登場)

FDP:5%(先週比 +-0)

左翼党:3%(先週比 -1%)

自由の有権者:3%(先週比 +-0)

過去4年間での最低水準を更新するSPD

SPDはここ4年間での過去最低記録を更新した。今回の13%という数値は2021年に開催された国政選挙(25,7%)でのそれのおよそ半分である。信号機連立全体での支持率は31%である。これもまた前回の国政選挙からなんと21%も少ない数値となった。今回初めて当調査の政党一覧に登場したBSWは7%の支持率を獲得した。

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過去最低水準に達する信号機連立:日曜世論傾向調査

深海を潜水する信号機連立:現政権への国民の不満が過去に前例がないほどの低水準に達することとなった。また最新の数値が示すとこは:ザーラ・ヴァーゲンクネヒト率いる新党への支持率が大きく伸びることともなった。

現政権の政治に満足していると回答した国民はわずか17%であった。対して不満を感じていると回答したのは76%であった。これはいずれも2021年の政権発足以降で最低水準である。

首相オラフ・ショルツへの評価もまた同様である。72%がこの首相の働きが理解しうるものではないと回答した。なおこの数値は昨年12月初頭から3%低いものである。首相に満足していると回答したのはわずか20%であった。

 

もし次の日曜日に国政が開催される場合結果は次のように推定される。

CDU同盟:30%(-1%)

AfD:22%(-1%)

SPD:15%(-1%)

緑の党:12%(0)

FDP:5%(0)

左翼党:4%(0)

自由の有権者:3%(0%)

 

興味深いことに、なおヴァーゲンクネヒト率いる新党が支持対象政党に加わる場合、国政の結果は大きく変わることが予想される。

CDU同盟:27%

AfD:18%

SPD:14%

ヴァーゲンクネヒト新党:14%

緑の党:12%

FDP:4%

左翼党:3%

自由の有権者:3%

なんとヴァーゲンクネヒト新党への支持率は14%であるが、これはSPDと同水準である。明かなのは、この新党の台頭により極右政党が4%失うということである。

 

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日曜世論動向調査:信号機連立は今年だけで13%の支持率を失う

2023年は信号機連立にとっては悪夢のようであった。INSA世論調査機関が毎週日曜日に実施する日曜世論動向調査の結果が明らかになる。

AfDは先週から1%取り戻し23%となった。他政党は全て先週と同じ結果となった。CDU同盟は32%を維持し王座に留まり、首相が所属するSPDは最低記録の15%、FDPは5%、緑の党は12%そして左翼党は4%と先週同様であった。

市場の20%以上を固めたAfD

「2023年は政治の様相を明確に変えました。」。CDU同盟は再び30%以上を、AfDは20%以上を強固なものとした。SPD緑の党にとって2023年は悪夢の他にならなかった。最終的にこれらは15%を下回ってしまった。FDPは5%に張り付き常に生き残りを賭けたぎりぎりの戦いを強いられていた。

没落する信号機連立:CDU同盟とAfDははっきりと上昇する

2022年と比較するとその違いは明確である。今年1年のみでSPDは5%失い、緑の党は18%から12%にまで滑り落ちた。そしてFDPは7%から5%に。昨年12月時点で信号機連立への支持率はまだ45%であったが、今年の12月はわずか32%である。一方で対照的にCDU同盟とAfDはそれぞれ+6%と+8%と大きく上昇した。

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AfDのみが後退し、CDU同盟は第一党の座に君臨し続ける:最新日曜世論動向調査

最新の日曜世論動向調査では、AfDの進撃が停止したことがわかった。:先週比で支持率を失った唯一の党となった。

22%:これが最新世論動向調査でのAfDの支持率であった。先週比で1%失う結果である。しかしながら国政選挙を想定した場合なおも第二党の座は安泰となっている。

後退するAfD、僅かに上昇する自由の有権者、CDU同盟は王座を維持する

連立政権への支持率は先週の日曜日と同様である。:内訳はSPDは15%、緑の党は12%そしてFDPは5%であった。

野党にもかかわらず、CDU同盟は先週から32%を維持し、第一党の座に君臨する。左翼党は4%を維持、自由の有権者は先週比で1%増やし3%となった。

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メアツ(CDU党首)が次期首相第一候補に?:AfDは支持率を23%に伸ばす

フリードリッヒ・メアツ(CDU党首)には朗報となった:新たな次期首相候補希望調査でショルツを大きく上回る結果となった。同時にAfDが支持率で過去最高記録を更新する。

RTL傾向世論調査の結果に大きな動きは見られなかった。ヴァーゲンクネヒト率いる団体の転落に全体の割合がわずかに動かされることとなった。左翼党は1%落とし、AfDは支持率をまたしても伸ばした。

CDU同盟の支持率が信号機連立と同等に?

これによりAfDはRTL傾向世論調査史上最高記録を更新した。他政党は先週からほぼ変動なしである。もし今週末に国政選挙が開催されると仮定した場合、結果は次のように推測される。

 

    (推測)(2021年の国政選挙結果)

CDU同盟:31%  24.1%

AfD:23%  10.3%

SPD:14%  25.7%

緑の党:13%  14.8%

FDP:5%  11.5%

左翼党:3%  4.9%

 

メアツ(CDU党首)とハベック(緑の党)がショルツを上回る

次期首相候補希望調査では、先週からわずかに変化が見られた。

首相が直接選定される場合、15%が現首相ショルツ、対抗候補のフリードリッヒ・メアツ(CDU)には24%そしてハベック(緑の党)には18%となり、いずれもショルツを上回ることとなった。全体の43%はこの3人以外を選ぶこととなった。

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