ベルリン情報発信サイト

ドイツ、ベルリンについての情報を日々発信しています

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2021年12月以降最低となった緑の党への支持率:過半数を割る連立政権

緑の党は2021年12月以降最低水準の支持率を記録する。連立政権が支持率で過半数を切ることが明確となった。 世論調査機関が毎週日曜日に実施する国勢調査によると、緑の党への支持率は今週14%となり先週比−1%となった。 SPD(社民党)は先週比+…

国外追放後もなおドイツ国内で活動を続けるロシアのスパイ

ドイツ国内で次々とロシア諜報員が検挙、追放されている。だが専門家はこれが抑止力にはならないと判断する。なおドイツ国内にて諜報活動を継続するロシア側の思惑とは? これまでに少なくとも35人の諜報員がベルリンのロシア大使館から追放されたが、依然…

ノルトストリーム破壊工作の新たな真相:高まるロシアへの疑惑

ノルトストリーム破壊工作に関し新たな事実が明らかになる。これによりロシアへの疑惑がより高まることとなった。:爆発直前デンマーク海軍が付近にてロシア軍の潜水艦なるものを捉えていた。 バルト海でのノルトストリーム爆発の数日前デンマーク海軍が付近…

緑の水素が欧州の主要エネルギーに!?:スペインの危険な計画

スペインがドイツの緑の水素の安価な仕入れ先となる。エネルギー大企業イベアドローラは前向きに考え、EU諸国が買い付けに来ることが予想される。だがプエトランコにある当施設の一つは、水素がエネルギー界を支配するのは夢物語である、ということを示す。 …

SPD党首による環境活動家への制裁強化

・SPD党首ザスキア・エスケンが環境活動家への制裁強化を明言する ・と同時に現行の罰則では限界があることも認識している。 ・警察による環境活動家への取り締まり活動を支援する SPD議長がこれらを説明する。SPD所属議員は現行の罰則措置で十分環境活動家…

マークス・ジューダーとフリードリッヒ・メアツ、次期首相争いを制するのは??

世論調査によるとドイツ国民の31%が、同盟内の次期首相争いにおいてマークス・ジューダーがCDU党首フリードリッヒ・メアツよりも優勢であると判断している。またCSU党首は現首相オラフ・ショルツにも鼻先差で前を走る。 CDU党首フリードリッヒ・メアツも…

CDUとの連立政権樹立に消極的なSPD:ベルリン新政府

ベルリンSPD議員は(社民党)は日曜午前にCDUとの連立政権樹立への賛否への問いに回答した。なおこれに賛成したものは僅かであった。ベルリン新政府の始動は未だ目処が立たない状態となっている。 ベルリン内でのCDUとSPDの連立政権樹立に大きな壁が立ちはだ…

CDU同盟とFDPへの支持率僅かに増加、SPDは低下:日曜世論調査

今週FDPは僅かに支持率を伸ばした。そしてCDU同盟は1%支持率を増加させた。日曜世論調査によるとFDP支持者の過半数がガス暖房機の禁止に賛成しているとのことである。 世論調査機関が日曜日に行った国政政党支持率調査では、FDP(自由民主党)が先週比1%…

クレムリンがAfD(ドイツのための選択)と新党を結成!?:ロシアによる工作か?

クレムリン(ロシア大統領府)がドイツのAfD(ドイツのための選択)、ヴァーゲンネヒトと新党の結成を画策していたとが、ワシントン誌により公開された。これによりロシアはドイツでの影響力拡大を目論んでいるとのことである。 ワシントン誌により公開され…

CDU同盟がドイツ連邦政府の杜撰な情報戦略を批判?:スーダン情勢

CDU/CSU国会会派副会長のヨハン・バーデフールは、情報政策の観点から連邦政府により計画されているスーダンでの退避作戦を批判している。 「スーダンの状況は危機的です。」、とヨハン・バーデフールはドイツラジオ局の取材で答えた。「大使館関係者を主と…

ベアボック(緑の党)が中国を宿敵とみなす!?

水曜の国会にて外相アナレーナ・ベアボック(緑の党)は議員の質問に対し答え、その中で中国に対する自らの見解を述べた。 2023年4月19日21:32 中国への訪問の後ベアボックはこの国は以前に増してドイツの宿敵としてそして他の民主主義国家より…

禁輸措置は現実的に不可能?:なおもロシア産石油の輸入を継続することになるドイツ

2022年のロシアのウクライナ侵攻以来ドイツは新たな石油の輸入先の選定に迫られている。カザフスタンがその候補に挙がっているが問題が:ブランデンブルク州シュヴェットにある PCK 製油所への送油にはドゥルシュバパイプラインを使用しなければならない…

ショルツは稚拙なハベックの暖房機計画をどう阻止するのか?

ハベック(緑の党)とゲウヴィッツ(SPD)が打ち出した暖房機計画はここまで一貫して批判の対象となっている。いくつかの協会もこれに言及する:馬鹿げた計画に他ならない。今こそ首相がこれを阻止する時である。 ハベック(緑の党)とゲウヴィッツ(SPD)が…

ハベック(緑の党)による暖房機法が間も無く解禁:だが未だ変更を要求するFDP

3日以内にロバート・ハベック(緑の党)の暖房機法が連立政権から承認されることとなっている。だが承認直前にして抵抗勢力が現れる。:FDPである。FDP党首はハベックへこれの変更を要求する。 承認数分前まで経済大臣ハベック(緑の党)の暖房機法へ変更を…

バイエルン州知事が原発の稼働継続を要求

バイエルン州知事マークス・ジューダー(CSU)は土曜日夜に停止された原発イザール2の稼働継続を州の権限を持ってして行う意思を示し、したがって原子力法の改正が要求される。 ジューダーは日曜誌の取材に対し答えた:「このためにバイエルン州は連邦政府…

嘘と扇動を政治に利用する緑の党と原発反対派:原子力の存在意義をマルクス主義から読み解く?

ドイツの原発廃止がすでに決定されたことは周知であるが、これは言うなればイデオロギーの勝利を意味する。したがって左翼党がこれを批判するに足りうる根拠があることも事実である。 スイスの記者は、世界第4位の大国が自ら生み出した最新鋭の技術を捨てよ…

原発廃止に抵抗するバイエルン州知事:引き続き新たな原発計画を策定する

数日以内に最後の3基の原発が稼働を停止する。もちろんこれの是非が問われていることは言うまでもない。こうした中でバイエルン州知事マークス・ジューダーはその立ち位置を明確にしている。原発の稼働続行である。 FOCUS online:いよいよ今週土曜日最後の…

原発廃止がドイツ経済を破壊する!?原発廃止がもたらす悪夢とは

CDU経済評議会は来たる最後の3基の原発停止がドイツ企業へ多大な損害をもたらしうるとの警告を発した。 CDU経済評議会は来たる最後の3基の原発停止がドイツ企業へ多大な損害をもたらしうるとの警告を発した。「今週土曜日に迫った原発の停止はドイツ経済を…

移民申請者が昨年比で80%増加!?:増え続けるドイツへの移民・難民

今年度の移民申請者数が前年比で80.3%増加した。 2023年度の移民状況が連邦移民局および難民局によって報告された。 報告によると、ドイツでは2023年1月から3月までの期間に87,777人の移民申請が行われた。連邦局によると、内80,97…

原発停止を前に勇ましくエネルギーの安定供給を保証するハベック(緑の党)

ドイツ国内最後の原発停止を直前にして、連邦経済大臣ロバート・ハベック(緑の党)はエネルギーの安定供給を保証する。実際には原発は数年前に停止しているはずであった。今週土曜日にもこれが実行されることとなる。 来たるドイツ国内の原発停止はハベック…

過半数のドイツ人が原発停止に反対?

ドイツ国内で稼働する最後の原子力発電所の停止を直前にして、多数の国民がこれに反対していることが調査で明らかになった。世論調査機関INSAが発表した数字では、調査対象者の52%が原発停止を間違いであると回答した。37%はこれを肯定した。 4月15…

なおも支持率を下げるSPD、一方で支持率を上げるCDU同盟:日曜世論調査

首相属するSPDをCDU同盟が打ち崩しうる 世論調査機関が毎週実施する支持政党世論調査によると、CDU・CSU同盟は先週比+1%となる28%の支持を得た。 1%失ったSPD 社会民主党(SPD)は先週比で1%を失い20%の支持率となった。緑の党は16%、FDPは8…

中央アフリカの国チャドがドイツ大使を国外追放!?

中央アフリカに位置するチャド政府は礼を失した振る舞いを理由にドイツ大使を国外追放した。ベルリン側はこの対応に困惑している。 在チャドドイツ大使は好まざる人物と認定された。これにより当外交官ゴアドン・クリッケは48時間以内の国外退去を求められた…

緑の党と左翼党がドイツ全土での夜間飛行禁止を要求?

アムステルダムでは近々夜間およびプライベートジェットの飛行が禁止となる。これに追随する形で緑の党と左翼党はドイツ国内全土でも夜間飛行を禁止するよう求める。 緑の党と左翼党はアムステルダムでの夜間およびプライベートジェットの飛行禁止に追随する…

連立政権の終焉を望む多くの有権者ら:すでに過半数を下回る支持率?

ドイツでは現SPD・緑の党・FDPが連立政権を樹立してから1年以上が過ぎた。この間特段高い支持率を支持していたわけではなかった。対して:世論調査では多くの有権者が連立政権の終焉を求めていることが明らかになった。 2021年12月9日SPD・緑の党・F…

緑の党の急な方針転換の背景には何が?:過去の自分を恥じるハベック

ゼレンスキー大統領との会合の傍ら文書にて、周りの緩慢な行動に苦言を呈していた。:ハベック、ショルツ、メルケル。彼は起きあがろうとするが、果たして首相に相応しいのか? ロバート・ハベックがゼレンスキー大統領との会合に際し書き下ろされた文章が強…

急接近するドイツとルーマニア:ブカレストを訪問する歴代首相達

ドイツ連邦首相オラフ・ショルツは月曜日ブカレストを訪問した。これまでルーマニアはベルリンとは外交において相容れなかった。それが今重要なパートナーになろうとしている。 当時のドイツ連邦首相アンゲラ・メルケルは在任中2010年にブカレストと二国…

防御装備未搭載の政府専用機!?世界基準から外れたドイツの新政府専用機

政府情報筋によると、新たな政府専用機に対ロケット弾の防御装備が搭載されていないことが明らかになった。通常このようなロケット弾撃墜機能の装備は政府専用機においては世界的に標準となっている。 ”日曜誌”筋によると、当初計画では今年度からA350型3機…

リンドナー(FDP)を悩ますジューダー(CDU):気候変動対策を巡る抗争

長きに及ぶ連立政権内闘争にもかかわらず財務大臣クリスティアン・リンドナー(FDP)はロバート・ハベック(緑の党)への不満を漏らす様子が見られない。リンドナーを最も悩ますのは他の長、バイエルン州知事マークス・ジューダーである。 ”日曜誌”への取材…

危機対策会合後高まる緑の党のショルツへの不満

30時間に及ぶ会合は気候変動対策という点においては不十分であったと緑の党の代表はこれを訴えた。今ショルツ首相が環境保護法の緩和を望んでいたことが明らかになった。 この会談にて緑の党会派はショルツ首相の言動を裏切る行為であるとこれを批判した。気…