ベルリン情報発信サイト

ドイツ、ベルリンについての情報を日々発信しています

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ショルツの嘘により連邦軍が弱体化?:渋られる特別軍事予算

ウクライナで続く激しい戦争は、ドイツの国防にも多大な影響を与える。ちょうど1年前となる歴史の転換点での演説にてショルツは1000億ユーロ以上となる特別軍事予算の追加を約束していた。だが実際はどうなったのか? 高性能な防衛軍備、最新装備、追加…

歴史の転換点における失敗を予言する?:ドイツ連邦軍協会長による警告

ドイツ連邦軍協会長アンドレ・ビュストナーは歴史の転換点における失敗を警告する。これまでのところ兵士にその影響はまだ出ていない。 侵攻開始から1年が経った歴史的転換点におけるショルツの演説に対し、ドイツ連邦軍協会長アンドレ・ビュストナーはいく…

秘密裏に進行するNATOによる終戦計画:ショルツに多大な感謝を示すゼレンスキー

ドイツ連邦首相オラフ・ショルツとフランス大統領エマヌエル・マクロンはゼレンスキー大統領とNATOが秘密裏に進めている終戦計画について話す。ウクライナの大統領はショルツに多大な感謝を示す。 ショルツとマクロンはゼレンスキーとNATOが秘密裏に進めてい…

ショルツを疲弊させるプーチンの戦争:蓄積していく精神的負担

プーチンの戦争がショルツを大きく疲弊させる。もちろん首相としての負担も同様である。これには他の理由があるが、特に2つ挙げられる。 彼の疲労はどれほど溜まっているのか、全ての気力を注がなければならないのか、いずれにしてもこの首相はこの激動の荒…

身近に潜むショルツの真の敵とは:連立政権内にてゲーム・オブ・スローンズ勃発!?

連立を樹立する上で、身内に敵を作ることは致命傷となりうる。ショルツの大敵は最大野党のCDUではなく、連立政権内の緑の党に潜んでいた。 戦うフリードリッヒ・メアツ。国会での数々の鋭い発言、座談会での冷戦に計算された悪意をむき出しにする。:心理学…

路上に油を撒き散らす環境活動家:自ら撒いた油に足を掬われる環境活動家

オーストリアのウィーンでも環境活動家が暴れる。水曜日オーストリアのウィーンにて彼らは路上に油を撒き散らす。しかしこの行動が自らに跳ね返ってくる。 水曜日早朝”最後の世代”オーストリア支部の環境活動からが首都ウィーンの地でも暴れる。だが彼らはウ…

プーチン帝国にて活動を続けるドイツ企業:そこには意外な理由が?

ロシアのウクライナ侵攻からおよそ1年が経過した今、ロシア国内では欧州そしてG7所属の国々の企業が活動している。これにはドイツの企業も含まれる。これら企業はすでに戦後を見据えているのだろうか? 愛それとも憎しみ?戦争それとも平和?企業活動継続そ…

メルケルの元に前ウクライナ大統領ポロシェンコから電話が?:ロシアによる偽名工作

「前ウクライナ大統領ポロシェンコを名乗る電話がかかってきました。」、とのメルケルの報告が宣伝役により発表された。 ロシア側の情報工作機関によると、前連邦首相メルケルはウクライナ戦争に関する一本の電話に出くわしたとのことである。ドイツのメディ…

終戦から遠ざかるウクライナ戦争:ミュンヘン安全保障会議での結論とは?

ミュンヘン安全保障会議の主題となったのは当然ウクライナ戦争である。しかし終戦への兆しは一向に見られない。運命はロシア大統領府に委ねられる。 「プーチンが勝利するとすれば、これは始まりに過ぎません。」、とミュンヘン安全保障会議にて連邦防衛大臣…

ウクライナ戦争開戦時、迷走していたショルツ:連邦首相の激動の12ヶ月間を振り返る

2月24日は未だ歴代の連邦首相が経験したことのない、またオラフ・ショルツにとっても同様であった。ドイツのさらなる進化と発展を望み首相の座についた。それが今や彼は戦争の首相である。 ウクライナ戦争が全てを根底から覆した。この状況において新たな政…

軍事専門家がウクライナ支援を否定?:「14両のレオパルド戦車提供はいわば政治的披露です」

2月17日から20日にかけてミュンヘンは国際安全保障会合の舞台となった。EUの議員、国家元首、外交官らが一同に集結した。この会合がウクライナ戦争にもたらすものとは何か?軍事専門家のジュンケ・ナイツェルが解説する。 ミュンヘンでの国際安全保障会合が…

CO2の大量排出に貢献するベアボック(緑の党):環境政党を自称しながら飛行機を多用する緑の党

気候へ損害を与えるにも関わらず、この緑の党の政治家は毎日のように飛行機で移動を行う。いずれにせよ飛行機による移動が最も速いのは確かではあるが。焦点が当たるのは連立政権の大臣らである。連立政権には飛行機移動によるCO2排出等の詳細記録の提示が求…

突如指導力を発揮するショルツ:急な方針転換の背景には何が?

オラフ・ショルツによる先延ばしと躊躇か?今やこのドイツ連邦首相がウクライナ支援の足枷となっているが、これはSPDのいわばロシアへの配慮によるものなのか?今は落ち着いており、そのような非難を浴びせるものは誰もおらず、彼の中に何か思惑があるのだろ…

瓦解するピストリウスの戦車連合:ドイツへの追随を止める欧州各国

ドイツのレオパルド2主力戦車提供への追随、欧州各国はこれを取りやめる。報道機関によるとオランダとデンマークがウクライナへの戦車提供を断念したと発表された。当初予定されていた62両の提供は35両へと変更された。 「少なくとも、楽しいとは言えな…

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を促進するベアボック

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟が間近に迫る。月曜日の外遊に先駆け、ベアボックがこれを進める意向を示す。だが同盟国でもあるトルコがこれを阻止する。 今週月曜日連邦外相ベアボックはフィンランドとスウェーデンを2日間に渡り訪問する。ヘルシン…

ショルツにとっても痛いベルリンでの左翼の敗北:SPD所属の現職市長敗れる

ベルリン市民はギフェイ(SPD)による左翼政権を拒否した。そして彼らは何を期待していたのか?首都はカイ・ウェグナー(CDU)によって統治されることとなった。 鍵となるのは何か?:選挙の勝者は誰か?最も多くのベルリン市民に選ばれた人間?それとも政権…

元国防軍兵士はウクライナへの戦車供与についてどう考えるのか:ドイツ公共放送局が戦争を煽る!?

ドイツのラジオ局がネット上を騒がせている。その詳細は:公共放送局は元ドイツ国防軍兵士のヨアヒム・ヒュプナーに対し、ウクライナへの武器供与に関する意見を求めた。彼は被攻撃国への武器供与に反対する。 ドイツラジオ局はこの元国防軍兵士から期待した…

プーチンの侵略から誤った結論を導き出すドイツ:安全保障を蔑ろにするショルツ

ロシアのウクライナ侵攻がもたらす結論を理解しているのはアメリカのみであるようだ。ドイツは何十年もの間対外安全保障を蔑ろにしてきた。 ウクライナではロシアの大攻勢が予測される中、これに対し物資や弾薬等の支援が十分であるか、またそれをもって攻勢…

「ウクライナ防衛は、すなわち欧州の防衛です」:ショルツへのさらなる説得を試みるゼレンスキー

ウクライナ大統領ゼレンスキーはさらにショルツに、ウクライナへの武器供与は欧州の防衛につながるとの説得を試みる。一筋縄ではいかないドイツとの関係と彼が”ドラゴン”と名づけるロシア大統領について、ゼレンスキーが語る。 昨今巻き起こっている戦車提供…

ワルシャワにて戦車提供を強調するピストリウス:イギリスが戦闘機を提供?

ピストリウス(連邦防衛大臣)は西側の戦車提供に関してまだ改善の余地があるとの見解を示す。彼のポーランド人の同僚はピストリウスを一人で記者の面前に立たせる。ゼレンスキー大統領は今戦闘機提供の議論が熱く行われている地、パリとロンドンを訪れる。 …

ドイツがデンマーク、オランダと共同でレオパルド1戦車を提供する

連邦政府はレオパルド1戦車178両のウクライナへの提供を認可した。 ドイツは、デンマーク、オランダと共同で最大で178両のレオパルド1A5戦車をウクライナへ提供する意思を示した。連邦国防省と軍需品の輸出を担当する連邦経済省は、この大規模な輸出…

極右政党が連立政権へ加入?!:AFD(ドイツのための選択)はタブーを打ち破るのか?

党立記念日をもってしてAFDは政権を奪取できるとの確信している。だがそれは単なる願望でしかないのだろうか。AFDは理想通りの道を進んでいる。 AFD主催による党立記念日が開催される。「フリードリッヒ・メアツが新たなファイアーウォールを建設し、私は常…

環境活動家がドイツを国家機能停止に追い込む!?:頭を抱えるショルツ

連邦首相オラフ・ショルツは”最後の世代”の2023年にドイツを機能停止に追い込むといった宣言に対しこれを痛烈に批判した。「彼らは私の頭を悩ませます。」。 「我々は国家を機能停止に追い込み無政府化する準備ができています。」、”最後の世代”の宣伝相…

NATOがドイツUボートをウクライナへ提供できない4つの理由とは?

ウクライナ前外相メルヌークはNATOにUボートの提供を要求する。だがNATO側はこれを拒否する。その理由とは? 西側がウクライナへの主力戦車提供を公言すると、すぐさま今度は戦闘機の提供が要求された。そして今はウクライナからUボートを要求する声が上がっ…

NATO戦車大隊が”鉄の拳”となる:西側戦車を用いて大攻勢を仕掛けるウクライナ

西側から送り込まれる戦車大隊を用いてウクライナが大攻勢を仕掛ける。ドイツはレオパルド1も提供する予定である。なおキエフでのEU-ウクライナ首脳会合での加盟の見通しは立っていない。 ”鉄の拳”:西側戦車を用いてウクライナは大攻勢を仕掛ける ウクライ…

演説にてドイツを恫喝するプーチン:繰り返されるスターリングラードの悲劇?

アメリカ合衆国バイデン大統領がロシアとウクライナに衝撃的な提案を行う。その内容は、終戦に向けてなんとウクライナの領土20%をロシアへ譲渡するというものである。当然両者はこれを拒否する。 ショルツ:ロシアとの交渉は部隊の撤退が前提である 20…

ロシア系ドイツ人がBND機密情報をモスクワへ流していた?:拡大するスパイ騒動

BND(ドイツ連邦情報局)内にロシアのスパイが潜入していた?12月に起きたカーステン・L事件は記憶に新しい。現在彼の共犯者とされているアートゥアー.Eの証言によってこのスパイ事件の全容が明らかにされる。この事件は想定よりも大規模なものである可能性…

ガス貯蔵施設へのテロ攻撃?!:爆燃するガス貯蔵庫

火曜日にドイツの町レーデンのガス貯蔵施設にて爆燃事故が発生したため、ガスの貯蔵が停止となっている。施設は安全のために動力が切断された。特段ドイツ国内全域に影響を及ぼす危険性はないとのことである。 施設内での爆燃事故により、レーデンのガス貯蔵…