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ワルシャワにて戦車提供を強調するピストリウス:イギリスが戦闘機を提供?

ピストリウス(連邦防衛大臣)は西側の戦車提供に関してまだ改善の余地があるとの見解を示す。彼のポーランド人の同僚はピストリウスを一人で記者の面前に立たせる。ゼレンスキー大統領は今戦闘機提供の議論が熱く行われている地、パリとロンドンを訪れる。

「まだ改善できます」:ワルシャワにて戦車提供を強調するピストリウス

レオパルド2戦車のウクライナ提供に向けて、連邦防衛大臣ピストリウスはさらなる欧州の協力国へ連絡をとった。そのために彼はポーランド人の同僚ブラスツザック、ウクライナ防衛大臣レスニコフと来週会合を行うと、水曜日ワルシャワにて発表した。

ウクライナをロシアから守るためには、今こそあらゆる手段を用いて動いていかなければなりません。」いくつかの欧州の国々にはまだ改善の余地があるとも述べた。

ドイツとポーランドウクライナへレオパルド2戦車を14両提供する意思を示している。ピストリウスはこれまでにワルシャワにて防衛大臣ブラスツザック同様に、国際安全保障機関の長ヤセック・ジービラとも会談している。

防衛大臣による共同記者会見はまだ行われていない。なおポーランド側の防衛大臣はこの理由については言及していない。ポーランド保守派PiS政府は秋の選挙を見据えて反ドイツ活動をより一層強め、当初戦車提供を躊躇していたドイツ政府を批判した。

ゼレンスキー大統領は戦闘機提供の議論の渦中であるロンドン、パリへと向かう

突然のロンドンとパリへの訪問で、ゼレンスキーはさらなる武器の提供を求める。対ロシア防衛上特に戦闘機が必要であることを、ゼレンスキーは水曜日ロンドンにて訴えた。ゼレンスキーはスナク首相に並びチャールズ3世とも会合していた。その日の夜には、マクロン大統領とショルツ首相との会合のためパリに入った。

共同記者会見にてスナク首相は、3月にウクライナに戦闘機チャレンジャーを提供する準備ができていることを発表した。

ロンドンはさらにウクライナ兵の操縦士養成も行うことを発表した。これによりウクライナ兵のイギリス製戦闘機の操縦が可能となるが、このことが他の西側諸国を駆り立てることとなる。

 

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