2022-01-01から1年間の記事一覧
それは10月中旬ヘッセン州でのAFD党大会で起きた。AFD党員ウーベ・シュルツは意図的にAFD副長官マリアナ・ハーダー・キューネルへ肩で物理的攻撃を行った。 それは始まりに過ぎなかった。その後シュルツは彼女の党派同僚に接近すると、威圧的な姿勢で彼女を…
驚くべきことに元KGB将校ヴラジミール・プーチンはドイツ対外諜報機関の中枢にスパイを潜入させていた。当事者であるカーステンは現在勾留中である。だが事件は始まったばかりである。 上層部から降ってきた指令は実に簡略で極秘であった。当初連邦憲法保護…
ドイツがエネルギー危機に瀕している中、ロバート・ハベックは功罪を残してきた。そして彼はとりわけ緑の党のイデオロギーとも言えるプラグマティッシュでもあった。2022年のハベックの功罪を振り返る。 元シーメンスの長ジョエ・カエザーのように手放しでハ…
ドイツ連邦外相アンネラ・ベアボック(緑の党)は、自らの事務所を”ビスマルクの部屋”と命名した。だがその由来は明らかになっていない。ビスマルクは政治家としてだけではなく、作家でもあったということを踏まえるといささか不可解である。 外務省の高官ら…
フランスの軍事歴史研究家ピレ・ゼアベントは西側のプーチンへの外交戦略を痛烈に批判する。ショルツとマクロンは民主主義を守ることを放棄したと訴える。 ウクライナ戦争は我々にとって民主主義の防衛戦を意味するとゼアベントは主張する。プーチンと習近平…
増え続けるドイツへの亡命申請者数。2022年ドイツは欧州一の移民大国となった。その多くを占めるのがシリアからの難民である。 欧州委員会および欧州外交局の機密情報によると、ドイツの亡命申請者数は欧州で最も増加していることが明らかになっている。20…
転換点とやらはいつになったら来るのだろうか。ショルツ率いる連立政権はまたしても過ちを繰り返すのだろうか。 ポリティコ誌が発表した最新の論文にて、ロシアを引き合いにドイツがあらゆる面の安全保障において中国を筆頭に外国へ依存し、ベルリンが常に外…
ロシア筋によると、ドイツとポーランドは来年もロシア産石油の輸入を続けるとのことである。この2国は来年からのロシア産石油の輸入停止を主張しているものの、ポーランドからの注文は途絶えていない。来年は300万トン、そして12月用に36万トン用意してある…
寒くなるにつれ貯蔵量も減っていく。そして事態は悪化する。連邦ネットワーク庁の長クラウス・ミュラーは暖房利用者への節約を呼びかける。この氷点下の気温を記録し続けているにも関わらず未だガス貯蔵量は88%残存してはいるが、1月・2月ももつという保…
一斉検挙9日後、ライヒスビュアガーの会合がハイルブロンにて行われていたことが明らかになった。ライヒスビュアガーで有名な演説者であるマテスHの自宅も捜索された。 全国一斉検挙9日後ハイルブロンの湖畔でライヒスビュアガー主催の講演が行われていたこ…
EU諸国はロシアへの新たな制裁の行使に同意した。主な内容は金融制裁と貿易の制限である。これまではEUの盟主であるドイツがロシアへの制裁をためらっていた。 EU27カ国がロシアへの新たな制裁をを実行に移す。木曜日にブリュッセルで開催されたEUサミット…
「余計なお世話だ」- ロシア側はショルツの提案を一蹴する モスクワはドイツ首相オラフ・ショルツによる戦争終結に向けた2国間協力の提案を一蹴した。「そんなものは求めていない。ドイツの政治家どもは何を考えているんだ。」、とロシア外務省は声明を発表…
現在バオツェン地区でのAFDによる被入国拒否難民への生活支援削減案の要請が物議を醸している。CDUの支持もありこの要請は可決される見込みである。他党からは批判が出ている。 CDUがこのAFDの案を支持していることが、バオツェン地区を賑やかしている。この…
連邦当局はライヒスビュアガーへの捜査で93個にも上る武器を押収した。さらにこの団体は、連邦議会内でも度々議題に上がっている地方政治の浄化を実行しようとしていた。 先週のライヒスビュアガーへの一斉検挙にて押収された武器類は93点に上った。9つ…
ドイツ帝国を築こうとしたライヒスビュアガーの指導者は伝統ある貴族の末裔であった。プリンツ・ハインリッヒ13世。ロイスは新たなドイツ帝国の”フューラー”になろうとしていた。この男の正体とは? 「30年前は彼は新進気鋭の経営者でした。」、とハインリ…
国家当局による一斉検挙の直前、ライヒスビュアガーによる18人の売国奴リストが見つかっていたことが明らかになった。そこには、アンネラ・ベアボック、フリードリッヒ・メアツ、ザスキア・エスケンといった名前が並んでいた。 この極右主義者らはこのリス…
このライヒスビュアガー襲撃事件により有名人物までもが陰謀観に共鳴していたことが明らかになった。ミュンヘンの有名料理家フランク・ヘプナー容疑者が水曜日に逮捕された。彼はライヒスビュアガーそして”新たなドイツ帝国”を食事で支援していた。 ドイツ政…
退任から一年経った今、かつての首相メルケルは自らの対ロシア外交を肯定する。「私の決断は今日の状況から見ても最適なものでした。このような戦争を防ぐという意味でも。しかしそれを防ぐことができなかったということは間違いだったのでしょう。」、とメ…
対ロシア防衛のために、ドイツはウクライナへの武器の提供を続ける。そして水面下では、戦闘機ゲパードも投入している。一つ問題が生じている。弾薬類がスイス製であることである。だがスイス軍はいわゆるいつも通りの態度で、これらのドイツへの輸出を停止…
新たに国防大臣が危機に立たされている。だが彼女は一貫してそれを認めようとしない。F-35戦闘機ミッションは全て緑の党次第である。 連邦首相オラフ・ショルツは数十億規模での米国製ステルス戦闘機の調達を行なっていくと決定した。「最新鋭の機能を有した…
3回連続で世界大会の予選敗退となった。最後の試合でのみかろうじてらしい戦いを見せることができた。この悲惨な結果は必然だったのだろうか。 賞賛が贈られることはないのか?4:2でコスタリカに勝利したものの、もはや後の祭りとなってしまった。ルーブ…
再びの予選敗退。2018年の悪夢の再来となってしまった。ドイツ代表はとうとう決勝トーナメント進出常連国から外れてしまった。多すぎたドイツ代表の欠点とは? なんて低い攻撃力だ!次回のW杯までの間ドイツ代表は長期間にわたり決勝トーナメント常連国から…
今日連邦議会では、スターリンがもたらしたソ連の大飢饉及びホロドモールが自国民への大虐殺として認定された。 スターリンがもたらした大飢饉はウクライナに対する大虐殺であるとの判断は、ドイツ政府による3つのシグナルを意味している。プーチンはスター…
経済相ハベックのみならず首相ショルツまでもがここ数ヶ月間の間カタールとのガス取引に奔走する。取引は失敗したかに思われた。だが今になって突然取引の成功が発表される。 カタールのエネルギー大臣シャリア・カービによると、カタール国内最大手のカター…
我がドイツ代表はW杯予選2戦目に強豪スペイン相手に強靭な精神力を持ってして引き分けに持ち込む。そしてそれはジョーカー、ニクラス・フュールクルークによってもたらされた。選手とトレーナーハンジ・フリックはこの強力な精神力をひたすらに強調する。 ニ…
Focus誌のインタビューでショルツは首相としての初年度を振り返った。様々なことが起こった年だった。「首相としての決断力が試されてきました。」。 彼は歴史の転換点でもあるロシアのウクライナ侵攻に関して言及し、「これまで数十年続いていた時代を根底…
日本に敗北し、ドイツ代表は追い込まれた。大敵スペインはコスタリカを相手に圧倒的な力を見せつけた。今や2勝しても予選敗退の可能性がある。スペイン戦への展望はいかに。 サッカーにおいて計算は意味をなさない。予選敗退するのには何か決定的な原因があ…
ドイツ代表はまたしてもW杯の初戦を落としてしまう。前ロシア大会の悪夢が再び蘇る。終始ゲームを支配していたように見えたが、日本に2:1で敗れてしまうとは。原因はなんだったのか? 開始からドイツ代表は日本相手に高いボール支配率を維持していたが、…
Baywaの農業およびエネルギーグループのトップであるクラウス・ジョセフ・ルッツは連立政権に強い不満を感じている。「連立政権がやることは全てが中途半端です。」、とルッツ氏は”Bild”紙に語る。 エネルギー界のトップルッツ氏は連立政権に妥協する 「連立…
新政党”ドイツ同盟”が今週日曜日に発足する。元AFDの党員からも構成されるこの新政党はとりわけCDUとFDPへと戦いを挑んでいく。 新たな政党が誕生する。今週の日曜日に新政党”ドイツ同盟”はフルダにて発足に向けてメンバーが一同に会することになっている。…