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”ドイツ帝国”を築こうとしたこの男は正気だったのか

ドイツ帝国を築こうとしたライヒスビュアガーの指導者は伝統ある貴族の末裔であった。プリンツ・ハインリッヒ13世。ロイスは新たなドイツ帝国の”フューラー”になろうとしていた。この男の正体とは?

「30年前は彼は新進気鋭の経営者でした。」、とハインリッヒ14世ロイス・キューストリッツは震えながら遠い親戚ハインリッヒ13世王子について語った。この王子の極右的思想は日を増すごとに過激化していが、彼は今だにそれが信じられないという。

この王子はライヒスビュアガーの指導者であることはほぼ確実であり、25%もの構成員が逮捕された。古きドイツ再興のために、帝国を築くことを目指していた。

高貴なライヒスビュアガー

伝統ある貴族ロイセン家の王子は、長きにわたりこの自らの中に存在する世界観を包み隠さずに曝け出してきた。2019年にチューリッヒで開催された世界WEBフォーラムでのスピーチがそれを印象付けている。彼がそこで15分間もの間それを語ることができたのかは不明である。新自由主義の権化であるデジタル世界は、まさにそのような古典的な帝国主義的世界観とは相反するはずである。

そして彼は個人的な動機についても語った。彼の家柄には長い歴史がある。「1000年の時を経た現代、この名家は没落した。」。

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