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ドイツでは190,000人が亡命を申請 - ハンガリーではわずか43人?

増え続けるドイツへの亡命申請者数。2022年ドイツは欧州一の移民大国となった。その多くを占めるのがシリアからの難民である。

欧州委員会および欧州外交局の機密情報によると、ドイツの亡命申請者数は欧州で最も増加していることが明らかになっている。2022年だけで190,749人が亡命申請を行なっている。これは前年の約2倍に相当する。フランス(115,820)、スペイン(111,220)、オーストリア(10,654)、イタリア(78,897)と比較しても突出していることがわかる。

増加率に関してはアイルランドが最多であるが、その率は何と439%である。エストニアでは365%、オーストリアでは202%を記録している。

ハンガリーではわずか43人?

最小はハンガリー(43人)、スロバキア(382人)、ラトビア(548)である。なおウクライナからの難民の多くは亡命者には含まれていない。

ドイツへの亡命者で最も高い割合を占めたのが、シリア(27%)である。続いてアフガニスタン(17%)、トルコ(10%)、イラク(6.9%)、ジョージア(4%)となっている。

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