気候へ損害を与えるにも関わらず、この緑の党の政治家は毎日のように飛行機で移動を行う。いずれにせよ飛行機による移動が最も速いのは確かではあるが。焦点が当たるのは連立政権の大臣らである。連立政権には飛行機移動によるCO2排出等の詳細記録の提示が求められる。
2023年1月26日時点での連邦軍所轄の飛行機での移動回数等についての詳細を提示するよう、連立政権はCDUのティルマン・クーバンに求められる。
特段多いのは、ショルツ、ベアボック、ハベック
特段多いのが緑の党のベアボックである。67回に渡る飛行は5000トンのCO2を排出し、760万ユーロの費用を発生させた。ベアボックは外相として常に世界中を飛び回っているため必然的にこれらの数値は高くなる。
2番目に多いのが経済大臣ロバート・ハベック、こちらも緑の党である。32回に及ぶ飛行は1900トンのCO2を排出した。費用は320万ユーロである。
・緑の党の大臣らはおよそ7000トンのCO2を排出したが、これは全大臣が飛行で排出したCO2の60%に相当する。
・SPD所属5人の大臣が排出したCO2は2900トンである。このうち1200トンは防衛大臣1人によるものである。
・FDP所属大臣が排出したCO2は1300トンであり、このうち何と1100トンは財務大臣クリスティアン・リンドナー1人によるものである。
最も多いのが連邦首相オラフ・ショルツである。その飛行回数は114回であり、排出されたCO2は7200トンである。
比較すると:ドイツでは毎年1人当たり7.91トンのCO2が排出されていることとなる。