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身近に潜むショルツの真の敵とは:連立政権内にてゲーム・オブ・スローンズ勃発!?

連立を樹立する上で、身内に敵を作ることは致命傷となりうる。ショルツの大敵は最大野党のCDUではなく、連立政権内の緑の党に潜んでいた。

戦うフリードリッヒ・メアツ。国会での数々の鋭い発言、座談会での冷戦に計算された悪意をむき出しにする。:心理学者はこれら一連の行動を適切な役回りであると判断する。

ショルツの真の敵は身近に潜んでいる。彼らは無防備にも一同頭を並べて共に寝ている。その名は、アナレーナ・ベアボック、ロバート・ハベック。首相、警戒してください!平和で友好的な振りをしているだけです。

 

 

まるでゲーム・オブ・スローンズ?:ショルツが座る鉄の玉座を狙う、ベアボック、ハベック

実際のところ、緑の党の大臣らは政権の長の後ろに隠れる形になっている。;彼らは隙あらば時期首相の鉄の玉座を我が物にせんとする。彼らの妄想の中では、鉄の玉座はすでに自分たちのものなのである。

彼らは小出しにしながら徐々に徐々に軽微な損害を蓄積させていく。

ショルツが躊躇していた時、ベアボックは戦車の提供を訴えていた。ハベックはあたかも自らが最上位であるかのように、財務大臣の座についた。周知の通り、ショルツが意図的に避けていた”ロシアとの戦争”という標語をベアボックは勇ましく強調した。周知の通り、ショルツが同意できなかった軍事予算の増加を強く望んでいた。

政治的対立が許されないベアボックとハベック

ドイツでは短剣は表には出されず、隠れて使用される。ベアボックとハベックは表向きには政治的対立が行われていないこととなっている。

 

戦争の女神アテナを演じるベアボック

規則という縛りがない場合、自らを突き動かさなければならない。いずれもこの緑の党の両議員には欠けているものである。そこで彼らは自らが書き上げた台本を持ち込む。

ベアボックは戦争の女神アテナを演じる。兜と鎧を身に纏い勇ましく戦場へと赴くその姿はまさに悪に立ち向かう戦士のようである。またアテナは全知全能の神ゼウスから寵愛されており、彼女はこの神を媒介して全てを正当化しようとする。彼女の人気ぶりは歴史によって解明される。

この現代のアテナは本物に近付きづつある。事実軍国主義と過剰なフェミニズムは古代アテネ末期に存在していた。

本家アテナも鎧を身に纏っていた。;入浴姿を目撃された彼女は、その男から光を奪った。

ハベックの台本に書かれているのは、”権力者、第二章”。最初の逸話は、かつての石油不足などの危機から国をドイツを救ったヘルムート・シュミットである。

 

 

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