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秘密裏に進行するNATOによる終戦計画:ショルツに多大な感謝を示すゼレンスキー

ドイツ連邦首相オラフ・ショルツとフランス大統領エマヌエル・マクロンはゼレンスキー大統領とNATOが秘密裏に進めている終戦計画について話す。ウクライナの大統領はショルツに多大な感謝を示す。

ショルツとマクロンはゼレンスキーとNATOが秘密裏に進めている終戦計画について話す

ベルリン、パリ、ロンドンはウクライナにロシアとの和平交渉を年内までには始めるよう説得を試みようとしていることが、”Wall Street Journal”筋で明らかになった。一月にパリで行われた会合にて、クレムリンとの和平交渉を進めるよう説得していたと推測される。

これには、ドイツとフランスが第二次世界大戦終戦直後に和平条約を締結したことが関係している。その時期と詳細な条件についてはウクライナ側が主導権を握っているとのことである。

「ドイツはロシアの侵攻開始数分後からすでにウクライナ側に立っていました。さらにウクライナ国民をロシア軍の攻撃から保護するよう尽力してくれました。ウクライナが自由そして奪われた地を奪還した時、ドイツは我々と共にその勝利を祝うことになるでしょう。」。

「今我々は歴史の転換点に立っています。我々の勇気そして西側からの武器が再び自由を呼び戻し、敵の攻勢を跳ね返すための歴史的に重要な局面です。」。

ロシアへのEUによる新たな制裁発動

EUはロシアに対し新たな制裁を発動する。これは欧州連合の公式発表直後の夜に有効となった。

EUはさらに87人の人物そして34の組織を、何らかの形でロシアのウクライナ侵攻を助長しているとしこれらを制裁対象に追加する。これらには、アルファ銀行、ロシア最大の金融調査機関などが含まれる。また副大臣、政府高官、ウクライナの子供達の強制送還に関わった者らも制裁対象一覧に追加された。ワーグナー部隊の隊員及びその協力者らも対象となる。

ゼレンスキーはEUのロシアへの新たな制裁に満足する

ゼレンスキー大統領はEUが提示した新たな制裁10項目を賞賛した。「とても強力です。ロシアの軍事産業、戦費調達を行う金融機関、そして戦意を煽る宣伝機関、これら全てに対する制裁がロシア軍に与える損害は計り知れません。」。さらにウクライナ大統領はロシア原子力産業への制裁措置を主張した。

 

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