30時間に及ぶ会合は気候変動対策という点においては不十分であったと緑の党の代表はこれを訴えた。今ショルツ首相が環境保護法の緩和を望んでいたことが明らかになった。
この会談にて緑の党会派はショルツ首相の言動を裏切る行為であるとこれを批判した。気候変動対策についてショルツは非常に慎重な姿勢を見せているとSPD議長が”Spiegel”に対し明らかにした。もっともこれを公式に発表することはないとのことである。
気候変動対策が軽視されている?「これ以上SPDに幻想を求めるのは無意味です。」
しかしながら連立会合の結果が経済、環境大臣ロバート・ハベックにとっておよそ不満であったことは明らかである。「我々緑の党が今会合にて気候変動対策の話が不十分であることに不満を感じていることを隠すつもりはありません。」。すぐさま環境保護法が緩和されたことへの批判が増大した。リベラル派が勝者、緑の党が敗者となったことが示された。
非現実的であると、環境保護法の緩和を望むショルツ
環境首相から環境軽視者へ?連立政権が進めてきた環境保護法の一部についてこれを項目から削除することをショルツは望んでいた。ハベックがすでに納得させていたにもかかわらず、同意には至らなかった。交通、産業、建設分野における目標に関しては非現実的であるとショルツ首相は訴えた。だが遡ると:2019年の連立締結時SPDは環境保護法におけるこれら目標項目を重要事項とみなしていた。