ベルリン情報発信サイト

ドイツ、ベルリンについての情報を日々発信しています

CDU同盟がドイツ連邦政府の杜撰な情報戦略を批判?:スーダン情勢

CDU/CSU国会会派副会長のヨハン・バーデフールは、情報政策の観点から連邦政府により計画されているスーダンでの退避作戦を批判している。

スーダンの状況は危機的です。」、とヨハン・バーデフールはドイツラジオ局の取材で答えた。「大使館関係者を主とした我が国民の退避が何よりも優先事項です。」。だがこれが困難であることは連邦軍が示している。

彼はこう付け加える:連邦政府が何かしらの交換条件を模索することも何より重要です。情報戦略があまりにも杜撰です。」。これまでに防衛委員会上層部による秘密会議が行われていた。そもそも連邦政府が対北アフリカ政策に関して明確な指針を持ち合わせていないことも明らかである、とCDU所属議員は述べる。「政治の真価はこのような危機化においてこそ問われます。政府の対応は怠慢としか言えません。」。

水曜日に連邦軍による退避作戦は安全確保の困難を理由に直前で頓挫した。防衛大臣ピストリウス並びに首相ショルツは、激しい戦闘が行われている地域には救出すべきドイツ人や欧州人が取り残されていると訴えた。なおRND筋によると、2021年のアフガニスタン同様に意思決定のため連邦議会に委任状が提出されることとなっている。

www.focus.de