論点
・ここ数年で削減されてきた連邦防衛省の役職
・2500人の従業員雇用が目標であった
・すでに従業員は3000人に達している
2021年以降全連邦防衛大臣クリスティーネ・ランブレヒト(SPD)により137に及ぶ新たな役職が設けられてきた。これはCDU所属の議員カースティン・フィーレゲによって公になった。
これらには高給な役職も含まれる。:これら一覧には少なくとも月給10,600ユーロにのぼる中間管理に相当するB6レベルのものも含まれる。また、4 つの部門長 (月給 6338 ユーロから) と 53 の監理ポスト (月給 4592 ユーロから) も新たに新設された。
防衛省内の長期勤務者はこの大胆な人事改革に驚愕する
長年の勤務者でさえこれら数字には驚きを隠せない。実際にはランブレヒト指揮の元で国家危機管理センターなどの新たな機関および部門が設置された。そして大臣は数個の役職を自らに近しい人間で固めた。特定の役職を昇格させるために他の役職が降格させられる事態も発生した。
さらに、一覧によると、33 の事務員 (月給 3195 ユーロから) と事務員 16 人 (月給 2490 ユーロから) の雇用が創出された。ドイツ連邦軍内部に再編成に伴い、結果的に30の新たな役職が設置されることとなった。
国防省が行った増額に対する説明は次の通りである。:「これら役職の大部分は、新兵器の開発などのあらゆる重要な計画を遂行する上で必須なものです。」
CDUはランブレヒトの後継者ピストリウスに期待する
この増額に批判の声が上がる。ピストリウスには、前防衛大臣のように決して誰も認知していないところで役職を増やしたりすることはなく実に建設的にあらゆる政策を実行してくれるであろうと言った期待が寄せられている。