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防衛大臣ピストリウスが独断かつ議会への報告無しにウクライナへの追加支援を決定する!?:

防衛大臣ボリス・ピストリウスが新たにウクライナへ13億ユーロの追加支援を行うことを確約する。なおこれはピストリウスが独断で行ったものであり、連邦議会は一切これを認知していない。

ウクライナからの帰還し1週間後、防衛大臣ボリス・ピストリウス(SPD)は連邦議会にて野党からの質問攻めに直面することとなる。CDU同盟はキエフへの武器供与を認めておらず、ピストリウスが独断で決定した13億ユーロの支援を重い負担であると批判する。

1つに挙げられるのは、連邦議会がこれを一切認知していないことである。通常は防衛委員会と予算報告者へ書面で通知されることとなっている。しかし今回の弾薬の追加供与と防空装置の設置に関しては例外となった。

1週間後に知らされた連邦議員ら

防衛省はこのことを事前に議会へ共有することを不要と判断した。言い分としては、今回の追加支援は大枠としての長期的なウクライナへの支援計画の一部であるに過ぎず、新たに誕生し独立した政策ではないというものである。なおこの支援策の詳細について通知されたのは11月29日水曜日である。

ピストリウスを攻めるCDU議員:「とんでもないことです」

訪問から1週間経ったが未だに予算委員会には報告が届いておらず、これをCDU議員が攻め立てる。:「13億ユーロもの血税が使用されるにもかかわらず一切報告がないなんていかれているとしか言えません。」。

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