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スウェーデンが子供たちへのワクチン接種を停止。ドイツの専門家がこれについて言及する。

スウェーデンでは健康な子供たちへのコロナワクチン接種が取り止められた。これは賢明な判断なのか?3人のドイツ人専門家がこれを解説するが、結果はもう見えているだろう。

スウェーデンでは11月1日から、18歳までの健康な子供たちへのワクチン接種が止められることとなった。基礎疾患等でリスクが高い未成年のみがSars-CoV-2へのワクチンを接種することとなる。スウェーデン公衆衛生局は、子供たちには重症化・中症化のリスクが極めて低いといった根拠から、このような判断を行った。それに加えて免疫力の高さも理由である。この政策はデンマークに追随したものであり、デンマークでは7月に既に子供たちへのワクチン接種は停止されている。

だが、今判断は実際のところどうなのか?これは軽率な判断か?それとも賢明か?

疫学者でウイルス学者のアレクサンダー・ケクレがこれに答える。

「ええ、現在の子供たちへのワクチン接種推奨は見直すべきです。というかもっと早くそうするべきでしたね。いまだにデルタ株以前が基準になってしまっています。オミクロン株の性質と、子供たちの間ではすでに集団免疫が確立されていることを考えれば、もはやいうまでもないでしょう。」

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