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ジューダーは鉱油税と電気税の引き下げの意志を示す

バイエルン州知事マークス・ジューダーは、ガス価格制限のみでは不十分であるとみなし、市民救済への更なる策を要求する。「今のところ全てが行き当たりばったりである」。

バイエルン州知事マークス・ジューダー(CSU)は、予定されているガス価格制限のみでは不十分であると批判し、市民救済へのさらなる強力な策を要求する。12月に実行されるたった一回限りの策のみでは何の効果もない。もし価格が10倍に上がったとして、冬の期間のたった5ヶ月分無料にしたところでどうなるのか、とマークス・ジューダー日曜日にBILD紙へ述べた。

「そして何といっても、油や木材で暖を取る人々への救済には全くもってなり得ません。価格は爆上がりしています。我々ドイツ人は1種そして2種の暖房機器を使用できないでしょう」。ショルツ首相は2つの過ちを犯した、とジューダーは述べる。「今のところ全てが行き当たりばったりです」。「彼が今すべきは、早急なガス価格制限を実施、そして救済措置を10月から実行することです。」。

 

ジューダー:この瞬間も国に利益が集約している

ジューダーはさらに、原油価格の上限設定と平行して、鉱油税、電気税の引き下げを要求する。「最終的に政府はガソリン価格を下げなければなりません。それには 石油と燃料の価格上限設定が必要でしょう。」とCSUの代表は主張する。電気料金に関しても何も策が講じられていません。価格は止まることなく上昇します。だが政府はEUの出方をうかがっているようです。どちらの問題も簡単に解決でき、すぐに実装可能です。この瞬間も国は莫大な利益を得ていますが、そんなことが許されるのでしょうか。」。

ガスと電気料金の制限と並んで、原油と木材暖房への対策も必要である。今も農村地帯では原油と木材を燃やして暖を取る人々が多くいる。その上、中産階級のパン屋、肉屋、その他数え切れ​​ないほどの小さな手工芸品店への特別な支援策も必要である。中産階級消滅の危機なのです。」。

 

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