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ハベック氏はARDへの証言で連立政権の悪政を暴露する

ARDのインタビューにて経済相ハベックはガス価格の制限は愚策であるといった。彼は忖度なしで物申すことで知られている。だが左寄りの政権にて副首相がこのようにいっていることも事実である。

ロバート・ハベック経済相には、他の連立政権の政治家よりも有利な点が 1 つある。彼は連立政権の政策全てを肯定することはない。彼が連立政権の大臣としては通常ありえないほどはっきりとガス価格制限が不適切であると明言したことは目を見張るものがある。

この決断において正義よりもスピード感を重視したのかという問いに彼はARDにて答えた。「ある意味ではそうです。」。そして理由も述べた。「通常、高所得を得ているであろう高額消費者が低所得による低額消費者と同等の補助を受けることは不公平でしょう。」

連立政権はしばしば”じょうろ”で水を注ぐ

ハベックは否定できないことは認めている。それでも彼にとっては難かったに違いない。締めに緑の党は連立政権内にて、誰がまだ社交的であるかを競い始めた。彼ら自身も民主主義に基づき、社会問題の当事者なのである。両党の政治家は、より多くの再分配について話し合いたいと考える。尋問の準備は整った。富裕税、富裕層からの徴収、または高所得税相続税を。だがFDPは慎重な姿勢を見せる。

もちろん、実際の政治では社会正義に対する主張はあまり見受けられない。連立政権はインフレとエネルギー価格の高騰のによる影響を緩和するために頻繁にスポイトよりもじょうろを使用する。

ガス価格制御またはエネルギー料金定額制のいずれか。寛大な国家はまた、この援助をまったく必要としない人々にその貴重な宝庫を注ぎ出す。高所得者から所得税を徴収し補填するといった財務省の試みは、方向性を変えるといった効果はないだろう。

 

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