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難民問題の議論にて連立政権は言語の変化を望む

連邦議会にて難民問題が取り上げられる。「社会観光」などというものは存在しない。緑の党はこう主張する。「発言禁止」はあってはならない、と連立政権は訴える。議論は感情的な議題に対し何を言えるのかといった疑問への答えを与えてくれるだろう。

音声制御。これはカーナビ特有の機能であった。だがこのシステムは今や連邦議会内にも適用される。緑の党、左翼政党そして社会党により導入されたこのシステムは難民問題への言及をとりわけ強く制御する。いずれにせよ発言の自由を根底から覆すことになりうる。

難民に関する議論。「社会観光などというものは存在しない」

ユリアン・パールケ氏は6年前から海上救助活動に従事しており、救助船”luventa”にて地中海で多くの難民を救助してしていた。彼らは延べ14,000人もの難民を救出した。緑の党がいるのはドイツ連邦議事堂内であり、研究員ではなく国会議員に過ぎない。今日議会では難民、移民問題について議論される。

続けてパールケ氏は語る。戦火から逃れてくるのがウクライナ人であるかシリア人であるかは問題ではない。「社会観光などというものは存在しない」、そして。「僅かな生活援助のために母国を去る人はいない」。不法移民などというものは存在しないが、シリア、イラクアフガニスタンからの移民が合法であるというわけでもない。この事実は誤りである。難民への偏見の一環である。その後からはCDUの議員フィリップス・アムトーアへ連絡するが、驚愕の返事が返ってくる。「右側に立つことは正しい」。

 

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