ドイツ連邦首相オラフ・ショルツはG7出席のため日本を訪れた。そして到着した政府専用機からは彼の妻が降り立った。
アイスランドで開催された欧州会合の数時間後、ドイツ連邦首相オラフ・ショルツはG7出席のため日本へ飛び立った。首相として妻を従えて公式に海外訪問を行ったのはこれが初である。2人は深夜ベルリンのブランデンブルク国際空港から政府専用機に乗り込んだ。
ショルツは火曜日から水曜日にかけてレイキャビックで開催された欧州会合に18年ぶりに出席していた。なおベルリンでの中継滞在時間はわずか6時間であった。
ウクライナと中国に焦点が当てられたG7
広島で開催されたG7の最重要点はウクライナ・ロシア情勢となった。これに続き対中国政策、核兵器縮小が議題となった。
ここ広島は1945年8月15日米軍の爆撃機エノラ・ゲイから投下された核爆弾通称”リトル・ボーイ”によっておよそ都市部の80%が破壊された。推測では投下直後70000人が犠牲になり、1週間後、1ヶ月後と後遺症により次々と多くが亡くなっていった。