さらなる混乱、緊急会合を経て連立政権内の党首らが合意に達した。計画されていた暖房機法案が今週連邦議会へ提出されることとなる。決断の期限は夏休みの直前までとなっている。
首相、前首相そして財務大臣の圧力もあり頓挫していた暖房機法が再び表へ出てくることとなる。この草案提出はこれまでFDPにより阻止されていた。
暖房機法案が連邦議会へと提出される
正午に開催された会派会合が成果を伴わず終了したことを受け、緊急会合が開かれた。当会合の構成員は、FDP党首クリスティアン・リンドナー、経済大臣ロバート・ハベック(緑の党)、首相オラフ・ショルツ(SPD)となった。
頓挫していた脱石油、ガス法案が今週連邦議会へ提出される。連立政権の党首らは当然政権を取り巻く状況については理解しているようである。
暖房機法の核心部分に変わり無いことを確認したハベック:「満足しています。」
ハベックは暖房機法が変更を受けたにも関わらずおおよそ変わりはないとした。「暖熱変換は環境保護の観点から実用的な策です。環境に優しい暖房機への乗り換えを実現してくれます。同時に我々は暖熱変換に向けて建造物エネルギー法を改善するための時間も必要です。これらを考慮して私は今回の一連の政策を高く評価します。非常に満足しています。」