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今週金曜日に可決される暖房機法:連立政権による強行採決!?

連立政権が野党陣営からの反対を押し切り今週金曜日に予定されている暖房機法の可決を強行する。この論争を巻き起こしている法案が予定通り可決されることに、野党陣営からは猛烈な非難が浴びせられる。

国会では野党陣営による暖房機法への非難が巻き起こっている。過半数を占める連立政権構成党、SPD緑の党そしてFDPは火曜日に提出された建築物エネルギー法-通称暖房機法の撤回申請を拒否した。連立政権はこの法案可決を強行する。

 

今週金曜日に可決される暖房機法:連立政権による強行採決

実際にこの暖房機法が可決されたのは7月初旬であった。この法案を巡り連立政権内では論争が巻き起こっていた。連立政権はこの抜本的改革の必要性について大方見解が一致していた。

連邦憲法裁判所が夏前の当法案の可決を阻止した。当局は、これに対し国会議員の権利の確保が不十分であるとの疑いを持っていたと公表した。CDU所属議員トーマス・ハイルマンは当法案可決への動きに対し撤回申請を打ち出した。これを受ける形で連立政権は9月まで延期することを決定した。

野党陣営による連立政権への非難

CDU所属議員トワステン・フライは当法案の強行採決に対し連立政権を非難した。フライの観点から、専門家らによる公聴会同様連邦議会下の委員会のもとさらなる協議の必要性が説かれる。連立政権はこの協議会からの当法案への指摘を危惧する。

左翼党所属ヤン・コアテもまた上品に連立政権へ避難を浴びせる。予算週間内に新たな法案を可決することはタブーであると指摘した。

 

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