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チューリンゲン州にて46%がAfD(ドイツのための選択)を支持!?:地方選での極右政党の躍進

地方選を前にチューリンゲン州の南に位置するゾンネベアクにてAfD(ドイツのための選択)支部長のビョルン・フッケにより、この地に最初のAfD地方拠点を築くといった構想が打ち出された。そして間も無くそれが達成されようとしている。2週間以内に結果が明らかになる。

チューリンゲン州南に位置するゾンネベアクではAfD所属議員ロバート・ゼッセルマンが実に半分の得票を確保しており、この地が初のAfD管理地区となることが見込まれている。日曜世論調査ではゼッセルマンが当選挙区内にて46.7%の支持率を得ていることが明らかになった。これに追随するCDU所属議員クーパーは35.7%となっている。2週間後の6月25日に決戦が行われる。

驚愕するチューリンゲン州知事:「深刻な問題だ」

ゼッセルマンはチューリンゲン選挙区のAfD議員である。ゾンネベルクにて地方選に挑むのはこれが2回目である。ビョルン・フッケ率いるAfDチューリンゲン州支部憲法局から右翼過激派として監視されている。ほんの数週間前、ブランデンブルク州オーデルシュプレー地区でAfD候補とSPD候補の間で決選投票が行われ、僅差の結果となった。

チューリンゲン州知事ボード・ラメロウ(左翼党)はここでの投票率49.1%という数字に驚愕した。「深刻な問題です。AfDが50%に迫る票を獲得した責任は全て選挙に行かなかった人間にあります。」

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