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ウクライナ支援について楽観的な姿勢を見せる外相ベアボック

現在アメリカ合衆国に滞在中の外相ベアボック。たった今この緑の党の政治家は米国共和党議員との会談を行った。彼女はこの会合に大きな希望を見出した。

外相ベアボックは自信を持って、米国議会野党共和党からもウクライナへの長期的支援に対する支持があることを示した。

「これは完全に誤ったシグナルでしょう」

共和党陣営からのウクライナ支援に対する疑問の声はすでに聞いてきました。」、と緑の党所属外相ベアボックは木曜日にワシントンにて開催された共和党議員との会談の後述べた。しかしながらウクライナへの支援が我々欧州のさらなる防衛のためにも必要であるといった見解も多く彼女の耳に入っていた。

「欧州、米国からのウクライナへの支援の停止、すなわちそれはプーチンの勝利を意味します。つまりは世界中の独裁者の勝利をも決定づけます。一定期間血が流されることで自らよりも小さい隣人を抑圧することができることを意味するでしょう。これは完全に間違ったシグナルです。」。

ウクライナへの支援を示唆する共和党議員

多くの共和党議員が、良くも悪くもウクライナへの支援の有無が世界中に与える影響が大きいことを理解している。

ベアボックは現地時刻で午前中に多くの共和党議員と会談を行った。その中には上院少数党リーダーのミッチ・マコーネル氏も含まれる。その他、ナンシー・メイス(サウスカロライナ)、ジェームス・リッシュ(アイダホ)、シェリー・ムーア・カピト(ウェストバージニア)、ジョン・バラッソ(ワイオミング)、ロジャー・ウィッカー(ミシシッピ)、ジェリー・モーラン(カンザス)、エリック・シュミットミズーリ)との会談も予定されている。

2024年開催の大統領選を前にしての米国での長期滞在を通じてベアボックは現地の政治状況をより隈なく探っていくつもりである。数日前にはテキサス州、そして翌週にはショルツ同様ニューヨークで開催される国連総会に出席することとなっている。

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