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下落が止まらない連立政権、一方で勢いが増すCDU同盟とAfD:日曜動向調査

日曜動向調査にてまたしても連立政権の下降が浮き彫りとなった。一方で地方選にて勝ち続けているCDU、自由の有権者そしてAfDは勢いが止まらない。

36%:この数字は紛れもない日曜動向調査での連立政権への支持率である。そして前回の国政選挙以降最低水準である。SPD(17%)とFDP(6%)がかろうじて先週と同じ数値を維持している中、緑の党はさらに崩れ落ちる。1%失い、わずか13%となった。

勢いが止まらない地方選の勝者ら、一方で落ち続ける連立政権

日曜動向調査の勝者はすなわちバイエルン州ヘッセン州での地方選の勝者でもある。自由の有権者は1%増やし4%となり、国政政党の条件である5%を突破するのも時間の問題となっている。

CDU同盟とAfDはいずれも先週比で1%増やしている。CDU同盟は依然28%で王座に君臨する。AfDは23%で堂々の第二党の座を維持する。なおAfDのこの数値は日曜動向調査史上最高水準である。

連立政権への不満とショルツ自身がCDU同盟、AfDそして自由の有権者の躍進を後押しする

「先週末に開催された地方選での勝利がさらにCDU同盟、AfD、自由の有権者への支持を集めていることは間違いありません。」、と調査機関長であるヘルマン・ビンカートは答えた。特に影響を与えているのが、バイエルン州ヘッセン州での地方選結果であろう。「地方選での勝利が勢いをつけたことは間違い無いでしょう。」。もちろん連立政権およびショルツへの不満も大きな要因であることは確かである。

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