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「ドイツはガザ国連決議を棄権し、国際的信用を失います」:ドイツ外交が崩壊?

即時停戦に向けた、なおかつハマスイスラエルへのテロ攻撃に対する審判を行わないという、いわゆるガザ国連決議案を棄権したドイツは国際的な信用を失うこととなったとCSU外交政治家アーミン・ラシェットは語る。

「棄権するなど論外です。ドイツ外交の崩壊です。」、ラシェットは取材にて語った。彼は強調する:「ドイツ政府は、イスラエルの安全保障はドイツのそれでもある、と強調しました。すなわちそれはドイツ軍の投入を意味します。イスラエル側がそれを不要とするならば、ドイツは少なくとも決議に対し"NO"を示すべきでした。」というのも紛争の核心であるハマスによる1400人の殺戮、これに言及していないからである。ラシェットの見解では、ドイツが自らの過去をもってして”NO”を示したとしてもそのことは責められないとのことである。

ガザ地区での病院と水処理施設運営に必要な燃料を供給するといった国連の要求に対し:「もちろんそれは大事なことです。:これはいささか疑問です。なぜなら米国情報筋では、ハマスは巨大な燃料貯蔵庫を有しているとの噂があります。そしてこれは民間人に供給されることはありません。」、とラシェットは話す。「人道支援は行わなければなりません。しかし我々の支援金がハマスの手に渡ってはいけません。」。

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