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ホフライターはロシアへのガス依存姿勢を一蹴する

ミヒャエル・クレッツマー(CDU)は、ノルトストリーム1の再起動を提唱した。フェニックスへのインタビューで、緑の党アントン・ホフライターはこの提案に愕然とした。

アントン・ホフライターの中に、ロシアからのガス供給再開などという選択肢は存在しない。「これは全くもってありえない提案である。」、と緑の党所属の欧州委員会議長はフェニックスへのインタビューで答えた。

ホフライターは、「第一に、4つのパイプランの内2つが破壊されて、修復が困難であること。第二に、今もなおロシアの攻撃は止む気配がないどころか、日に日に激化している。」。

ホフライターはクレッツマーを口撃する。「彼はロシアの無人戦闘機代を肩代わりしたいのか。」

少し前に、ザクセン州知事ミヒャエル・クレッツマーは”日曜日紙”にて、制裁の停止と戦後のロシアからのガス供給再開を主張していた。さもなくば、ドイツ経済は”津波”に飲まれてしまうだろうと。

「クレッツマー氏はこう言いたいのでしょう。’私はロシアがイランから購入する無人戦闘機代を肩代わりしたいのです。そしてそれらはウクライナ戦線で強力な力を発揮するでしょう。’と」、ホフライターこのように皮肉をこめて応えた。

ホフライター「極めてポピュリズム的で無責任である」

さらに、緑の党の政治家によるとクレッツマーが主張するノルトストリーム1の再起動は、多くの問題とさらなる悲劇を招くであろうとのこと。

ホフライターはこの提案を”極めてポピュリズム的で無責任である”とみなす。実際に連合政権がウクライナ側に立つのであれば、CDUの党首フリードリッヒ・メアツはこれを止めなければならないだろう。

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