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SDD市長がCDUとの連立を画策?:ベルリン政権内の捩れ

FocusOnline筋によると、SPD所属市長フランチスカ・ギフェイがCDUとの連立を画策しているとのことである。水曜日にベルリンSPD会派にて提案する予定である。これによりCDUがベルリン最大政党となり、ギフェイは市長の座を明け渡すことになる。

FocusOnline筋により、SPD所属市長フランチスカ・ギフェイがCDUとの連立を画策していることが明らかになった。水曜日に当案を提出するとのことである。これが拒否されれば、彼女は市長の座にとどまることとなる。だがCDUとの連立結成が成立することは確実となっている。

今やベルリンではCDU(28%)が最大政党となっており、ギフェイが市長の座を追われる見込みが高まっている。その場合CDU党派の長カイ・ヴェグナーが連立政権を率いることとなるだろう。ギフェイは市長の座にしがみつくつもりはないと主張している。

 

新連立政権でギフェイは上院議員の座に着くのか?

従来の信号機連立であれば、ギフェイはその座にとどまっていただろう。SPD書記長ケビン・キューナートも同様の動き選択するとされる。左翼党が民間住宅会社の徴用を求めるも、ギフェイはこれを拒否する。

新連立政権ではギフェイは可能な限り高位な上院議員として君臨するであろう。なおこのような噂がここ数日で出回っていた。

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