数ヶ月間に渡る安定的な国境管理の効果はいかほどなのか:11,000人以上に及ぶ不法入国者の摘発に成功し、この内の約半分が強制送還となっている。しかしナンシー・フェザーはこれを信用しない。リカルダ・ラングはまだこれに疑いを持っている。
大量の密輸業者、数百人の麻薬密輸業者そして600人以上の逮捕者の摘発。これはまさにここ4週間に及ぶ安定的な国境管理の効果と言えるだろう。ドイツは2023年10月23日からポーランド、チェコ、スイス、オーストリアとの国境での管理を強化している。
国境管理強化の最初の効果
国境管理職員による11月16日までの国境4箇所での報告である
・計11,029人の不法入国者を確認
・この内4,790人の入国を阻止する
・4箇所で266の犯罪密輸業者を逮捕する
4箇所ではいずれも投入された連邦警察による取締、管理が行われている。
・連邦警察は670つの逮捕状を発行する
・394件に及ぶ盗難された旅券や車両が押収される
・麻薬密輸業者329件、爆発物法違反79件、武器法違反173件を摘発した
国境管理強化を称賛するフェザー
過去に連邦内務大臣ナンシー・フェザー(SPD)は安定的な国境管理を何の効果も得られないと批判していた。今は:「素晴らしい効果が出ています。国境への警察の投入をさらに続けていくべきです。不法移民を減らすために。」、と手にひらを返すこととなった。