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国境管理強化による効果は:不法移民の数が大幅に減少する!?

10月16日以降ドイツ・ポーランドそしてチェコ間の国境にて厳重な入国管理が行われることとなった。そして初めて具体的な数が公開される:国境管理による効果が目に見えて明らかになった。

ザクセン州ブランデンブルク州での不法移民の数が大幅に減少していることが報告された。

ブランデンブルク州では不法移民の数が1日あたり60人から26人まで減少した。

ザクセン州では9月最終週400人を記録した不法移民数。これが10月最終週には108人まで減少した。

またザクセン州での難民申請者数も減少傾向にあると報告された。10月第三週には815件あった難民申請者数が、10月最終週には718人まで減少した。

ブランデンブルク州では最初の難民申請受付所への到着者が9月には2438人いたが、10月にはおよそ25%減となる1846人まで減少した。

11月まで行われるEU全体での国境管理

ドイツ連邦全体での国境管理は11月末まで継続される。もちろんEU全体でもこれは同様である。ただ3週間の追加の可能性もある。

現行の不法移民数の減少を受けてブランデンブルク州知事ミヒャエル・シュトゥーブゲンは国境管理のさらなる継続を求める。

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