なおも増加の一途を辿る移民の受け入れ制限に連立政権構成３党が賛成することとなった。
移民の受入制限はもちろん、移民の生活の徹底的な管理そして移民居住区周辺の治安維持等の政策実行に連立政権が全一致で賛成することとなった。これまでに緑の党は移民の管理強化に関してはこれを提言していたものの、受入の制限については明言を避けていた。これに対しFDPは長らく受入制限には賛成しており、首相オラフ・ショルツもFDPの圧力を受ける形で受入制限を行う意思を明言した。
今週木曜日に開催される州知事会合では難民問題が主題となる。ブランデンブルク州知事ディートマー・ヴォイドゥケ（SPD）は難民申請者への現金支給を現物支給に切り替えることを宣言した。この取り組みを行うのはブランデンブルク州のみではないとも記者会見で答えた。州や地方自治体も連邦政府に対し、費用負担の拡大を求めている。
