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緑の党が国家安全保障の脅威となる!?:緑の党が移民政策改革を阻止する?

FDPは同じ連立政権構成党である緑の党に対し、より強力なドイツへの移民の制限を受け入れるべく圧力をかける。EU難民改革を背景にFDPは今が移民・難民政策の歴史的転換点であると主張する。

FDP事務局長ザーラがドイツメディアへの取材に答えた。:「移民政策の改革のためには党を超え共同で解決策を模索していかなければなりません。」。この発言の主な矛先は緑の党であった。

緑の党は移民政策において安全保障の脅威となります。」

「欧州全体での改革かそれとも当事国に限定されたものか、いずれにせよ:極端ないわばイデオロギーのみで突き進む緑の党が移民政策においても安全保障の脅威となりうるのは言うまでもありません。」、とザーラは緑の党を槍玉に挙げた。緑の党は今一度党政策について再考する必要があることは間違いない。

また党派長のクリスティアン・ドュールは"Bild誌"に対し、「これは歴史的転換点であり、我々はこの機会を絶対に逃してはいけません。」、と答えた。彼はかEU移民政策改革における統一的な対応を求める。:「ドイツ政府はブリュッセルにて統一された回答を提出しなければなりません。FDPとSPDはすでに合意にいたっているが、そこに待ったをかけているのが緑の党です。移民政策改革は欧州選挙の前には採決される必要があり、ドイツは決して逃げてはいけません。」。

 

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