ベルリン情報発信サイト

ドイツ、ベルリンについての情報を日々発信しています

早くも本日木曜日には欧州難民法が改革される?:ブリュッセル難民条約

連邦内務大臣ナンシー・フェーザーは今週木曜日には欧州難民改革に向けて方向性が一致することを期待している。これは危機管理の一環で、不法移民の受け入れを制限するものである。

連邦内務大臣ナンシー・フェーザーは今週木曜日にはブリュッセルにて目下計画中の欧州難民法改革が締結されることを期待している。これはEU危機管理対策において不可欠な政策であるため、何としても全員の方向性を一致させるべきであると彼女は訴えていた。フェーザー自身も木曜日ブリュッセルに赴く予定である。

欧州難民改革によるEU危機管理対策の強化を期待するフェーザー

不法移民の受け入れ制限を行う目下計画中の難民改革の目的の一つがEU全体での危機管理対策の強化となっている。現在爆発的に増加している不法移民をより一層厳重に取り締まることが可能となる。

またこのフェーザーの一連の発言を受けて首相オラフ・ショルツは危機管理政策の遅れの一因となっている難民法改革を先延ばしにしてはいけないと主張した。そんな中移民の人権を重視している緑の党はとりわけこの改革に反対していた。現在の危機管理草案が合意直前に再び変更される可能性があるかは、ブリュッセルで夜を迎えるまでは不透明である。

危機管理の観点から論争が巻き起こるとすぐに、欧州議会にてこの改革案が議題にあがり前に進められた。

そして議会は最終的には、EU諸国が危機管理政策において立場を表明するまでは協議の一部を停止すると発表した。

www.focus.de