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10機の2000型自走榴弾砲を追加発注するドイツ連邦軍:その額15,470ユーロ!?

ドイツ連邦軍は10ヶ月を経て再びウクライナへ10機の自走榴弾砲2000型を発注、提供する意向を示した。その額は15,470ユーロにのぼる。

ドイツ連邦軍は10ヶ月を経て再びウクライナへ10機の自走榴弾砲2000型を発注、提供する意向を示した。”日曜新聞”筋では、3月29日の予算委員で合意に至る見込みとなっている。:15,470ユーロにのぼる10機の自走榴弾砲2000型の注文には、18丁の銃器類も含まれることとなる。これで部隊は計14基の自走榴弾砲2000型をウクライナへと提供することになった。

10機の自走榴弾砲2000型を追加発注するドイツ連邦軍

国防予算の首席報告者である、SPDの予算担当アンドレアス・シュヴァーツは”日曜新聞”の取材の中でより迅速な兵器生産態勢を求めた。「ウクライナからの兵器提供の要望を受け取り次第、自動的に発注、生産、供給が行われる仕組みを構築しなければなりません。もちろん1ヶ月以上も待つことはできません。」。しかしながらこれは連邦軍の企画予算内では賄うことはできない。

「これを実行するため、財務大臣リンドナーに予算を確保させることが必要です。他国を支援して自国の軍が弱体化するなど本末転倒ですからね。」とシュヴァーツは語る。なお来週キエフへ提供されることとなっている防空システムパトリオットの追加発注はまだ行われていない。

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