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バイエルン州知事ジューダーがドイツ国内全土での国境警備体制強化を要求する

バイエルン州知事マークス・ジューダーがドイツ全土の国境管理の強化を要求する。該当する地方の州はバイエルンに倣う形で国境警備を強化することとなる。

CSU党首にしてバイエルン州知事マークス・ジューダーはドイツ国内全州に対し、いわゆるバイエルン型の国境警備体制強化を実施することを要求した。「全ての州がバイエルン型の国境警備体制に追随しなければなりません。」。

バイエルンの国境警備体制の効果を語るジューダー

バイエルン州では全長1000kmにおよぶオースリアとチェコとの国境沿いをおよそ800人の国境警備隊が国家警察との協力体制のもと5年間に渡り管理している。このバイエルン州の国境管理における効果も顕著になっている。人身売買、麻薬売買そしてその他重犯罪者等が計8万件結果的に検挙されることとなった。

また連立政権が主張する、専門職人材の不足解消のための移民受け入れ計画をジューダーは切り捨てる。「経済のためには資格のある管理された移民が必要です。ですが移民のみが我々が抱えるそのような問題を解決しうるという考えは幻想がすぎます。」。学校、幼稚園、住居の建設ですでに手一杯なのも事実である。だからこそ明確な規則そして目的をもった海外からの専門職人材受け入れた体制の構築が必要となっている。

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