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ドイツ製”マーダー”戦車を用いて南部での戦局を打開するウクライナ軍

ウクライナ軍は戦略的要所であるロボトゥーネ村さらなる前進を行なった。またここではドイツ製”マーダー”戦車が初めてこの南部戦線にて実践投入された。

ドイツ製マーダー戦車を用いて南部での戦局を打開するウクライナ

ウクライナ南部に位置するロボトゥーネ村では数週間前から戦闘が激化している。ここはウクライナの大都市ザボリージャとロシアが占拠するマリウポリのちょうど中間に位置している。ウクライナ軍はこのロシアの重要補給線を分断すべく攻勢を仕掛ける。

数日前からウクライナ軍が前進しているとの情報が流れている。そして今まさに戦局が打開される。ドイツ製マーダー戦車がこの地にて実践投入された。このマーダー戦車の初投入のおかげもあり、ロボトゥーネ村の一部分の奪還に成功する。

またBild誌によると、ロボトゥーネ村にてマーダー戦車を発見したロシア人軍事評論家は次のように発言したという。:「これは戦場の様相を根本から変えることになる。ロシア軍の防御陣地は容易に突破されかねない。」。

他方各情報筋でも数日前からウクライナ軍の戦局打開について報じられている。とりわけロシア軍の主要防衛線はなおも南部に後退しているとのことである。ウクライナ軍の勢いが続けば、やがてロシア軍の防衛線がアゾフ海手前まで後退し、ロシア軍が占拠する主要拠点が次々と奪還されていくのは時間の問題であるとも見られている。

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