ベルリン情報発信サイト

ドイツ、ベルリンについての情報を日々発信しています

環境活動家らが法廷に立たされる!?

裁判所の前に通称”最後の世代”の環境活動家らが集結する。そしてこのベルリンだけでも彼らの対する訴訟件数はその数2,500件にのぼる。

ベルリン市民にとっては頭が痛いのはもう言うまでもないだろう。月曜日通常通り勤務先に出勤しなかったものは多い、正確にはできなかったのであるが。環境活動家らが40箇所の交差点および通りを夜まで封鎖したのである。

彼らは路上に座り込み、そして自らを地面に接着させるのである。多くの運転手は降車し、罵声を浴びせる。このうち1人は刺激性のガスを使用し環境活動家らの排除を試みたという。

彼らの第一の目的、それは環境問題の周知であるとされている。彼らを止めるにはもはや法的措置しかないであろう。

2,800件以上の気候変動デモ参加者への訴訟

検察官の報告によれば、ドイツの首都だけでおよそ2,800件以上の気候変動デモ参加者への訴訟が行われているが、ほとんどが”最後の世代”へのものである。

検察局はこのデモの参加者に対し、合計74つの判決を下す。このほとんどが罰金刑である。

なお”最後の世代”の路上座り込みによる交通渋滞が経済に与える影響を考慮し、一刻も早い法的措置、訴訟等が市長のカイ・ウェグナー(CDU)を筆頭に求められている。

www.focus.de