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中国企業によるハンブルク港への参入を認めてしまったドイツ連邦政府

ドイツ連邦政府がついに中国企業COSCOによるハンブルク港への24.9%の出資を許可してしまう。

多くの疑問がありながらもドイツ連邦政府中国企業COSCOのハンブルク港への参入を認可してしまった。「連邦政府は、25%未満の出資額であれば認めるとの姿勢を崩していません。」、と政府報道官ヘーベシュトライトは水曜日に発表した。ハンブルク港は現在港湾企業HHLAにより運営されている。

「HHLAが運営するコンテナ港は緊急時の重要インフラ施設として法的に認定されています。」、とヘーベシュトライトは述べた。昨年10月に締結されたCOSCOによる24.99%の出資は予定通り実行されるとのことである。「我々政府はもちろんこれには一定の条件を設ける所存です。」、と説明した。

25%以下に止めるよう圧力を受けるCOSCO

連邦政府は多くの懸念があるにも関わらずこの出資を許可してしまった。各省庁からの圧力を受けて25%以下という数字が設けられた。

しかしながらその後政府はこのコンテナ港を安全保障上重要なインフラ施設であると認定した。連邦経済省は、この出資への認可は前提を覆してしまい、そして影響の度合いを調査する意向であるとした。

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